DTC P0743 ATロックアップソレノイド系回路 WRX STI S4

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DTC P0743 ATロックアップソレノイド系回路

DTCの検知条件:

ロックアップデューティソレノイドの出力信号回路が断線またはショートしている。

不具合の症状:

ロックアップしない。(エンジン暖機後)

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.画面にその他のDTCがないか点検その他のDTCが表示されるか?DTCに従って診断を行う。
2.TCUとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) TCUとトランスミッションからコネクターを切離す。3) TCUコネクターとトランスミッションコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子DOHCモデル(B55) No. 5 — (B11) No. 12:SOHCモデル(B54) No. 6 — (B11) No. 12:抵抗は1 Ω未満か?TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。
3.TCUとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検TCUコネクターとボディアース間のハーネスコネクターの抵抗を測定する。コネクター&端子DOHCモデル(B55) No. 5 — ボディアース:SOHCモデル(B54) No. 6 — ボディアース:抵抗は1 MΩ以上か?TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスのショートした回路を修理する。
4.ロックアップデューティソレノイドの点検トランスミッションコネクター中間端子間の抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 12 — No. 20:抵抗は2.0~6.0 Ωか?
5.スバルセレクトモニターを使用してのTCU出力信号の点検1) TCUとトランスミッションにコネクターを接続する。2) 車両をリフトアップして、リジットラック上に置く。参考:全車輪を床から離す。3) スバルセレクトモニターをデータリンクコネクターに接続する。4) エンジンを始動して、スバルセレクトモニターの電源スイッチをONにする。5) エンジンを始動させて、ATF温度が80°C (176°F) を超えるまで、エンジンを暖機する。参考:外気温度が0°C (32°F) より低い場合、ATFが作動温度に到達するまで、車両を走行させる。6) スバルセレクトモニターを使用して、ロックアップデューティソレノイドのデータを読取る。• ロックアップデューティソレノイドは「%」で表示される。7) セレクトレバーを「D」レンジにシフトし、車速をゆっくりと60 km/h (37 MPH) まで上げる。参考:フロントおよびリヤホイール間のスピードの差によって、ABS警告灯が点灯する可能性があるが、これは不具合ではない。AT コントロール診断が終了したとき、オンボード診断システムのABSまたはVDCメモリー消去手順を実行する。測定値は95%か?
6.スバルセレクトモニターを使用してのTCU出力信号の点検エンジン回転をアイドリングまで戻して、セレクトレバーを「N」レンジにシフトし、データを読取る。参考:フロントおよびリヤホイール間のスピードの差によって、ABS警告灯が点灯する可能性があるが、これは不具合ではない。AT コントロール診断が終了したとき、オンボード診断システムのABSまたはVDCメモリー消去手順を実行する。測定値は5%か?ATF温度警告灯が点滅していた場合でも、回路は現在正常である。コネクターまたはハーネスの一時的な接触不良が原因である。TCUとトランスミッションのハーネスまたはコネクターを修理する。
7.接触不良の点検ロックアップデューティソレノイド回路に接触不良があるか?接触不良を修理する。TCUを交換する。
8.ロックアップデューティソレノイド(トランスミッション内)の点検1) トランスミッションコネクターを切離す。2) ATFを抜く。注意:ATFが冷却されるまで、ATFを抜かないこと。3) オイルパンを取外して、コントロールバルブボディからコネクターを切離す。4) ロックアップデューティソレノイドとトランスミッションアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子(AT3) No. 4 — トランスミッションアース:抵抗は2.0~6.0 Ωか?コントロールバルブボディを交換する。
9.ロックアップデューティソレノイドとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検ロックアップデューティソレノイドとトランスミッションコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 12 — (AT3) No. 4:抵抗は1 Ω未満か?TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。
10.ロックアップデューティソレノイドとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検トランスミッションコネクターとトランスミッションアース間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 12 — トランスミッションアース:抵抗は1 MΩ以上か?ATF温度警告灯が点滅していた場合でも、回路は現在正常である。コネクターまたはハーネスの一時的な接触不良が原因である。ロックアップデューティソレノイドとトランスミッションのハーネスまたはコネクターを修理する。ロックアップデューティソレノイドとトランスミッションコネクター間のハーネスのショートした回路を修理する。
DTC P0743 ATロックアップソレノイド系回路


DTCの検知条件:

ロックアップデューティソレノイドの出力信号回路が断線またはショートしている。

不具合の症状:

ロックアップしない。(エンジン暖機後)

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