オイルポンプ、オイルコントロールバルブ(OCV)点検 DA16T
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オイルポンプ、オイルコントロールバルブ(OCV)点検
ラジアルクリアランス
シックネスゲージを用いてアウタロータとオイルポンプケースのすき間を測定し、基準値を外れる場合はオイルポンプロータセット又はオイルポンプアッシを交換する。
基準値
- 0.10〜0.17 mm
サイドクリアランス
直定規とシックネスゲージを用いてサイドクリアランスを測定し、基準値を外れる場合はロータセット又はオイルポンプアッシを交換する。
基準値
- 0.07〜0.12 mm
インナロータとオイルポンプケースのすき間
インナロータの外径とオイルポンプケースの内径をマイクロメータを用いて測定する。このインナロータの外径とオイルポンプケースの内径からすき間を算出する。
すき間が限度以上の場合は、オイルポンプロータセット又は、オイルポンプアッシを交換する。
インナロータとオイルポンプケースのすき間の基準値
測定箇所 基準値
インナロータの外径 41.920〜41.950mm
オイルポンプケースの内径 41.980〜42.010mm
すき間 0.030〜0.090mm
リリーフバルブスプリング
図のようにリリーフバルブスプリングの自由長及び荷重を測定する。測定値が限度以下の場合は交換する。
リリーフバルブスプリングの基準値
基準値 限度値
自由長 52.4mm ―
バネ高さ38.5mm 時の荷重 77N 69N
オイルポンプケースのオイル通路
インテークカムタイミングスプロケットアッシ(VVTアクチュエータ)駆動用のオイル通路に詰まりなどないか点検し、不具合があれば清掃する。(NA-VVT仕様)
オイルコントロールバルブ(OCV)
注意:
- バッテリを使用した点検時は端子間をショートさせないように注意すること。
- オイルポンプケース(タイミングチェーンカバー)から取り外し、詰まりなどがないか点検し、不具合がある場合は交換する。
- OCV端子間にバッテリ電圧をON←→OFFし、作動音(コツコツ音)がすると共にスプール弁が作動することを確認する。
- OCV端子間の抵抗を測定する。基準値を外れている場合は交換する。
基準値
- 7.4±0.5Ω(20℃時)
オイルギャラリパイプ
オイルギャラリパイプに亀裂や変形及び詰まりがないか点検し、不具合がある場合は交換する。

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