エアバッグ セルフダイアグノーシスによる故障診断 HA36S

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概要
エアバッグコントローラは、イグニッションSW ON状態で常にシステムを監視しており、異常を検出すると異常内容(ダイアグコード)を記憶するセルフダイアグノーシス(自己診断)機能を備えている。
また異常を検出した場合は、コンビネーションメータ内のエアバッグ警告灯を点灯させドライバに異常を知らせるウォーニング機能を備えている。
参考:

  • 警告灯が点灯している場合は、異常が発生中であることを表す。(現在故障)
  • 一時的な故障などで正常復帰が確認できた場合は警告灯は消灯するが、ダイアグコードは消去作業を行うまで保存されている。(過去故障)
  • エアバッグコントローラは、イグニッションSW ON後約6秒間イニシャルチェックを行う。イニシャルチェック中はエアバッグ警告灯が点滅し、チェック終了後消灯する。ただし現在故障が検出された場合は点灯したままとなる。イニシャルチェック中はエアバッグの展開とシートベルトプリテンショナの作動を禁止している。
  • エアバッグシステムでは、故障(ダイアグコード)が検出されても、それ以外の故障が検出されていない系統については展開作動させる制御を行う。

ダイアグコードの表示/消去
運転席左足元付近にあるSDLコネクタにS-DM2000を接続し、ダイアグコードの表示及び消去を行う。
注意:

  • コード(B1011、B1013、B1021、B1023)が検出されるとエアバッグが展開作動済み又はコントローラ本体の不具合が考えられるため、必ずエアバッグコントローラを交換すること。

参考:

S-DM2000の操作方法は、カートリッジ取扱説明書 共通編を参照のこと。

ダイアグコードB1011、B1013、B1021、B1023は消去できない。

エアバッグ セルフダイアグノーシスによる故障診断
フロンクス WEB3S ラパン LC HE33S ランディ ZWR95 SC27

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