エアコン セルフダイアグノーシスによる故障診断 ワゴン R

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エアコン セルフダイアグノーシスによる故障診断
概要
オートエアコンコントローラは各入力信号の異常を検出すると異常内容(ダイアグコード)を記憶するセルフダイアグノーシス(自己診断)機能を備えており、異常を検出した場合は、オートエアコンコントローラのディスプレイ部の「AUTO」を点滅して異常を知らせるウォーニング機能を備えている。また、オートエアコンコントローラの各スイッチを操作することで、ダイアグコードを表示することができる。
コントローラは異常を検出すると最低限のエアコン性能を確保するためのフェイルセーフ制御を行う。フェイル制御の内容は検出した異常(ダイアグコード)によって異なる。
参考:

  • 「AUTO」が点滅している場合は、異常が発生中であることを表す。
  • 一時的な故障などで正常復帰が確認できた場合はインジケータは消灯する。

ダイアグコード表示方法
1)運転席側インパネ上面の日射センサに、100Wの白熱球を用いて、約100mmの位置から垂直に光を照射する。
参考:

  • 日射センサは狭い範囲の光の波長のみ反応するため、蛍光灯タイプ及びLEDタイプの作業灯は使用しないこと。
  • 日射センサに照射する光量が不足している場合は、ダイアグコード「4.1:日射センサ系統Low異常」が表示される。

2)エンジンを始動し、エアコンの設定温度を25℃にする。
参考:

  • エンジンを始動しないと、ダイアグコード「9.4:ECM通信データ異常」が検出されない場合がある。

3)エンジンを始動してから20秒以上経過後、オートエアコンパネルのAUTO SWとデフロスタSWを同時に押す。
参考:

  • エンジン始動後20秒以内は、日射センサ系統High/Low異常の判定を行っている。このため、上記以外が正常な場合は“−−−”を表示する。

4)オートエアコンパネルのディスプレイ部が点滅を開始し、優先順位が最も高いダイアグコードのみ表示される。
ダイアグコードは15秒間点滅表示され、その後は通常の表示に戻る。その後、AUTO SWとデフロスタSWを同時に押すと、再度ダイアグコードが表示される。
参考:

故障箇所を修正すれば、ダイアグコードは自動的に消去される。

エアコン セルフダイアグノーシスによる故障診断
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