DTC   B1652   ECU コネクタ半嵌合 タント ムーヴ アトレーワゴン

ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス

エアバッグコンピュータASSYに接続しているコネクタには、コネクタの接続状態を検出する半かん合検出端子が使用されている。

エアバッグコンピュータASSYに接続しているコネクタが、半かん合状態または半かん合検出端子に不具合が発生した場合、エアバッグコンピュータASSYにダイアグコードB1652が記録される。

DTC No.DTC検出項目不具合箇所
B1652エアバッグコンピュータASSY-インストルメントパネルワイヤ間のコネクタ不良
エアバッグコンピュータASSY-フロアワイヤ間のコネクタ不良
エアバッグコンピュータASSYの故障
インストルメントパネルワイヤ
フロアワイヤ
エアバッグコンピュータASSY

点検手順

□ 参 考 □再現手法を実施する場合、GTSを使用してチェックモードを選択してから行う。(要領は参照)

手順1コネクタ点検
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
    □ 参 考 □バッテリのマイナスターミナルを切り離す前にIG OFFになっていることを確認する。
  2. エアバッグコンピュータASSYに接続されているコネクタ(フロアワイヤおよびインストルメントパネルワイヤ)の接続状態を点検する。
    基準コネクタが正しく接続されていること
  3. エアバッグコンピュータASSYに接続されているコネクタ(フロアワイヤおよびインストルメントパネルワイヤ)を切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。
    基準端子に変形または損傷がないこと

NG
ワイヤハーネス交換(インストルメントパネルワイヤまたはフロアワイヤ)
OK

手順2ダイアグコード消去
  1. エアバッグコンピュータASSYにコネクタを接続する。
  2. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにして60秒間待機する。
  3. GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
次へ

手順3ダイアグコード点検
  1. IG OFFにする。
  2. IG ONにして60秒間待機する。
  3. GTSを使用して、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
    基準ダイアグコードB1652が出力されないこと

NG
エアバッグ コンピュータASSY交換 (要領は  参照)
OK
再現手法を実施 (要領は  参照)  
DTC   B1652   ECU コネクタ半嵌合

HOME

自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…

自動車修理事例