DTC B1593 ステレオコンポーネントアンプリファイヤASSY

無応答 B15D3 未接続 エスクァイア エスティマ ヤリス クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x

このダイアグコードは、ナビゲーションレシーバASSYの自己診断で、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSYからの応答が無かった場合に記録される。

ダイアグコード
診断内容
点検箇所
B1593
ステレオコンポーネントアンプリファイアASSYからの応答がない

  1. ナビゲーションレシーバASSY
  2. ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY
  3. 車両ワイヤハーネスまたはコネクター
B15D3

同期信号異常(入力)

同期信号異常(出力)

回路図

E169710J02

点検手順

□ 参 考 □

  1. G-BOOKサービス非加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行う。
  2. G-BOOKサービス加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行った後、G-BOOK利用再開操作およびヘルプネットサービス開始操作を行う。
  3. 購入済みのG-SOUND無期限ライセンスがある状態で、ナビゲーションレシーバASSYを交換した場合は、G-SOUNDライセンスリカバリーを行う。
  4. 車両紐付け設定、G-BOOK利用再開操作、ヘルプネットサービス開始操作およびG-SOUNDライセンスリカバリーの要領は参照。

手順1異常発生状況点検
  1. 異常発生状況点検
    1. どのような状況(場所)でノイズが入るか点検する。
      結果
      飛び先
      場所に関係なく発生
      A
      特定の場所で発生
      B

B
終了(ノイズ等の影響による通信異常)
A

手順2後付け部品点検(サンシェードフィルム、電話アンテナ等)
  1. 後付け部品点検
    1. サンシェードフィルムおよび電話アンテナなどの後付け部品が装着されているか点検する。
      基準後付け部品なし(正規外の配線を含む)
      □ 参 考 □ステレオコンポーネントアンプリファイアASSYに混入する雑音は、実用上支障のない程度まで雑音防止が施されており、極端に大きな雑音が入ることは考えられない。大きな雑音が入る場合は、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY取り付け部のアースが正常か、正規の雑音防止部品がすべて装着されているかまたは正規外の配線をしていないかを点検する。

NG
後付け部品の影響
OK

手順3ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、画面に従いダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
  2. 画面表示の“消去”を選択し、画面に従いダイアグコード消去を実行する。
  3. IG OFFにする。
次へ

手順4ダイアグコード再確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを再度確認し、以下の飛び先に進む。(要領は参照)
    結果結果
    飛び先
    コード出力(B1593)あり
    A
    コード出力(B1593、B1594)あり
    B
    コード出力(B1593)なし
    C

B
該当するダイアグコードへ (要領は  参照)

C
終了(ノイズ等の影響による通信異常)
A

手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY +B、+B2、GND、GND2)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ステレオコンポーネントアンプリファイアASSYのコネクターCを切り離す。
  2. 抵抗および電圧点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値および電圧値を測定する。
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      C2(GND) - ボデーアース
      常時
      1Ω未満
      C6(GND2) - ボデーアース
      常時
      1Ω未満
      電圧値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      C1(+B) - ボデーアース
      IG OFF
      11 to 14V
      C3(+B2) - ボデーアース
      IG OFF
      11 to 14V

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ナビゲーションレシーバASSY - ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ステレオコンポーネントアンプリファイアASSYのコネクターAを切り離す。
    2. デジタルテレビパーツセットのコネクターBを切り離す。
    3. ナビゲーションレシーバASSYのコネクターAを切り離す。
  2. 抵抗点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子間の抵抗値を測定する。
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A6(MO+) - B1(MI+)
      常時
      1Ω未満
      A12(MO-) - B7(MI-)
      常時
      1Ω未満
      A11(SLDO) - B2(SLDI)
      常時
      1Ω未満
    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY - ナビゲーションレシーバASSY間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子間の抵抗値を測定する。
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A4(MI+) - A3(MO+)
      常時
      1Ω未満
      A10(MI-) - A7(MO-)
      常時
      1Ω未満
      A5(SLDI) - A6(SLDO)
      常時
      1Ω未満
    3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する。
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A6(MO+) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A12(MO-) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A11(SLDO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A4(MI+) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A10(MI-) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A5(SLDI) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順7ステレオコンポーネント アンプリファイアASSY交換
  1. ステレオコンポーネントアンプリファイアASSY巻き替え
    1. 新品のステレオコンポーネントアンプリファイアASSYを用意し、交換する。(要領は参照)
次へ

手順8ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、画面に従いダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
  2. 画面表示の“消去”を選択し、画面に従いダイアグコード消去を実行する。
  3. IG OFFにする。
次へ

手順9ダイアグコード再確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを再度確認し、以下の飛び先に進む。(要領は参照)
    結果
    飛び先
    コード出力(B1593)なし
    A
    コード出力(B1593)あり
    B

B
ナビゲーション レシーバASSY交換 (要領は  参照)
A
終了 
DTC B1593 ステレオコンポーネントアンプリファイヤASSY無応答 B15D3 未接続 トヨタ

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