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このダイアグコードは、ナビゲーションレシーバASSYの自己診断で、リヤテレビジョンカメラASSYが画像認識の際に、カメラ画像の異常を検知した場合に出力される。
ダイアグコード | 診断内容 | 点検箇所 |
---|
B1580 | カメラ画像の異常を検知 | リヤテレビジョンカメラASSY ナビゲーションレシーバASSY 車両ワイヤハーネスまたはコネクター |
回路図
- 6スピーカ
- プリウススーパーライブサウンドシステム
点検手順
□ 参 考 □
- G-BOOKサービス非加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行う。
- G-BOOKサービス加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行った後、G-BOOK利用再開操作およびヘルプネットサービス開始操作を行う。
- 購入済みのG-SOUND無期限ライセンスがある状態で、ナビゲーションレシーバASSYを交換した場合は、G-SOUNDライセンスリカバリーを行う。
- 車両紐付け設定、G-BOOK利用再開操作、ヘルプネットサービス開始操作およびG-SOUNDライセンスリカバリーの要領は参照。
- バックガイドモニターシステムの機能に異常が出ているか、確認する。
結果 結果
飛び先
正常
A
異常
B
A | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを再度確認し、以下の飛び先に進む。(要領は参照)
結果 結果
飛び先
コード出力(B1580のみ)あり
A
コード出力(B1580およびC1622)あり
B
A | |
| |
- 仕様確認
- 仕様を確認し、以下の飛び先に進む。
結果 結果
飛び先
6スピーカ
A
プリウススーパーライブサウンドシステム
B
A | |
| |
手順4 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ナビゲーションレシーバASSY - リヤテレビジョンカメラASSY) |
SST09082-00030
09083-00170
- 点検前準備
- ナビゲーションレシーバASSYのコネクターDを切り離す。
- リヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを切り離す。
- 抵抗点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY - リヤテレビジョンカメラASSY間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
D2(CA+) - 4(CB+)
常時
1 Ω未満
D12(CGND) - 3(CGND)
常時
1 Ω未満
D1(V+) - 2(CV+)
常時
1 Ω未満
D11(V-) - 1(CV-)
常時
1 Ω未満
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
D2(CA+) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
D12(CGND) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
D1(V+) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
D11(V-) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
| |
手順5 | ナビゲーション レシーバASSY点検(V-、CGND) |
SST09082-00030
09083-00170
- 点検前準備
- リヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを切り離す。
- 電圧点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用し、ナビゲーションレシーバASSYのコネクターを接続した状態で、リヤテレビジョンカメラASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子間の電圧値を測定する。
電圧値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
4(CB+) - 3(CGND)
IG ON、シフトレバーRポジション
5.7 to 6.5 V
- 抵抗点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
3(CGND) - ボデーアース
常時
1 Ω未満
*1 | 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (リヤテレビジョンカメラASSY) |
OK | |
| |
手順6 | リヤ テレビジョン カメラASSY点検(CB+、CGND) |
SST09991-70201
- 波形点検
- SST(TaSCAN)を使用して、ナビゲーションレシーバASSYおよびリヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを接続した状態で、ナビゲーションレシーバASSYの車両側ワイヤハーネスのコネクターの裏側から波形を測定する。
基準図に示す
項目
内容
端子番号(端子記号)
D1(V+) - A7(GND)
計器セット
200 mV/DIV、50 μS/DIV
測定条件- 波形A:リヤテレビジョンカメラASSYを覆わず、IG ON、シフトレバーRポジションで画面が後方周辺映像を表示している時
- 波形B:リヤテレビジョンカメラASSYを手などで覆い、IG ON、シフトレバーRポジションで画面が黒画面を表示している時
■ 注 意 ■カメラが映す映像により、映像波形は変動する。
*1 | コネクター接続状態 (ナビゲーションレシーバASSY) |
*2 | 波形A |
*3 | 波形B |
*4 | 同期信号 |
*5 | 映像波形 |
OK | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)を使用して、画面に従いダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
- 画面表示の“消去”を選択し、画面に従いダイアグコード消去を実行する。
- IG OFFにする。
次へ | |
| |
終了(しばらく様子を見る) |
手順8 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ナビゲーションレシーバASSY - リヤテレビジョンカメラASSY) |
- 点検前準備
- ナビゲーションレシーバASSYのコネクターBを切り離す。
- リヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを切り離す。
- 抵抗点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY - リヤテレビジョンカメラASSY間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
B6(CA+) - 4(CB+)
常時
1 Ω未満
B17(CGND) - 3(CGND)
常時
1 Ω未満
B5(V+) - 2(CV+)
常時
1 Ω未満
B16(V-) - 1(CV-)
常時
1 Ω未満
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
B6(CA+) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
B17(CGND) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
B5(V+) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
B16(V-) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
| |
手順9 | ナビゲーション レシーバASSY点検(V-、CGND) |
- 点検前準備
- リヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを切り離す。
- 電圧点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用し、ナビゲーションレシーバASSYのコネクターを接続した状態で、リヤテレビジョンカメラASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター各端子間の電圧値を測定する。
電圧値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
4(CB+) - 3(CGND)
IG ON、シフトレバーRポジション
5.7 to 6.5 V
- 抵抗点検
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
3(CGND) - ボデーアース
常時
1 Ω未満
*1 | 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (リヤテレビジョンカメラASSY) |
OK | |
| |
手順10 | リヤ テレビジョン カメラASSY点検(CB+、CGND) |
- 波形点検
- SST(TaSCAN)を使用して、ナビゲーションレシーバASSYおよびリヤテレビジョンカメラASSYのコネクターを接続した状態で、ナビゲーションレシーバASSYの車両側ワイヤハーネスのコネクターの裏側から波形を測定する。
基準図に示す
項目
内容
端子番号(端子記号)
B5(V+) - D10(GND1)
計器セット
200 mV/DIV、50 μS/DIV
測定条件- 波形A:リヤテレビジョンカメラASSYを覆わず、IG ON、シフトレバーRポジションで画面が後方周辺映像を表示している時
- 波形B:リヤテレビジョンカメラASSYを手などで覆い、IG ON、シフトレバーRポジションで画面が黒画面を表示している時
■ 注 意 ■カメラが映す映像により、映像波形は変動する。
*1 | コネクター接続状態 (ナビゲーションレシーバASSY) |
*2 | 波形A |
*3 | 波形B |
*4 | 同期信号 |
*5 | 映像波形 |
OK | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)を使用して、画面に従いダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
- 画面表示の“消去”を選択し、画面に従いダイアグコード消去を実行する。
- IG OFFにする。
次へ | |
| |
終了(しばらく様子を見る) |
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