DTC B1471/71 インバータ高電圧電源系故障 ハイエースワゴン
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モータツキコンプレッサASSYは、自己回路内でHVバッテリーからの高電圧電源系統をモニターしており、モニター電圧が基準外(過大、過小、主電源電圧異常)のいずれかになった場合に、コンプレッサ制御を停止させてダイアグコードを出力する。
ダイアグコードが一度でも出力されると、過去故障として記憶する。またIG OFFにしないと、コンプレッサの制御が復帰しない場合もある。
| ダイアグコード | 検出条件 診断条件 異常状態 異常期間 | 不具合箇所 |
|---|---|---|
| B1471/71 | READY ON 高電圧電源回路のオープン(断線)、ショート(短絡)または昇圧システムの破損、故障 - | モータツキコンプレッサASSY ヒューズ A/Cヒューズ ワイヤハーネスおよびコネクター(モータツキコンプレッサASSY - インバータASSY(コンバータツキ)間) エアコンディショナハーネス ハイブリッドコントロールシステム系 |
回路図
点検手順
- 高電圧系統の作業を行う場合は、IG OFFにする。また、高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。(要領は参照)
- サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。(インバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサが放電するための時間)
■ 注 意 ■
- HDDナビゲーションシステムはIG OFF後、各種メモリーおよび設定の記憶などを行う。このため、必ずIG OFF後、以下の時間が経過してからバッテリーマイナスターミナルを切り離す。
バッテリーマイナスターミナル切り離し時の待ち時間 機器構成
待ち時間
テレマティクストランシーバなし(G-BOOK加入、G-BOOK未加入)
1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK未加入)
1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK加入)
6 分 - エアバッグおよびプリテンショナーシステムはバックアップ電源を備えているため、補機バッテリーマイナスターミナルを切り離してから90秒以内に作業を開始すると、エアバッグが作動するおそれがある。
- 補機バッテリーマイナスターミナルを切り離すと、メモリーが消去されるシステムがあるため、作業前に各システムのメモリー内容を記録し、作業後再セットする。
- ハイブリッドコントロールシステムとヒータ & エアコンディショナーシステムでは、それぞれ別でダイアグコードを出力しており、ダイアグコードが同時に出力された場合は、先にハイブリッドコントロールシステムのフローチャートに従って点検を行う。
- この回路は、CAN通信システムを使用している。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従い[通信機能点検]を行ない、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。
| 手順1 | ダイアグコード確認(ハイブリッドコントロールシステム) |
SST09991-70201
- SST(診断機)を使用して、画面表示に従って“システム診断メニュー / HV”画面を表示させ、“ダイアグコード”を選択する。
- ハイブリッドコントロールシステムのダイアグコードを確認する。
結果 結果
飛び先
ハイブリッドコントロールシステムのダイアグコードが出力されない
A
ハイブリッドコントロールシステムのダイアグコードが出力される
B
B | ハイブリッドコントロールシステムへ (要領は 参照) |
| A | |
| 手順2 | ヒューズ点検(A/C) |
SST09082-00030
- インストルメントパネルジャンクションブロックASSY内から、A/Cヒューズを取りはずす。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
A/Cヒューズ
常時
1Ω未満
NG | ヒューズ交換 |
| OK | |
| 手順3 | EVヒューズ(COMP 40A)点検 |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- IG OFF にして、サービスプラググリップを取りはずす。(要領は参照)
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため、絶対にREADY ONを行わない。 - インバータASSY(コンバータツキ)の、インバータターミナル カバーを取りはずす。(要領は参照)
- A部およびB部のボルトが、確実に締め付けられていることを確認する。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
A - B
常時
1Ω未満
NG | EVヒューズ(COMP 40A)交換 (要領は 参照) |
| OK | |
| 手順4 | エンジン ワイヤ NO.2点検(モータツキコンプレッサASSY - コンバータツキインバータASSY) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- モータツキコンプレッサASSYのコネクターBを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コネクター各端子間の抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
B1(PE) - D2(ACPE)
常時
1Ω未満
B2(PB) - D1(ACPB)
常時
1Ω未満
B1(PE) - ボデーアース
常時
10kΩ以上
B2(PB) - ボデーアース
常時
10kΩ以上
| *1 | 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (モータツキコンプレッサASSY)) |
| *2 | 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)) |
NG | エンジン ワイヤ NO.2交換 (要領は 参照) |
| OK | |
| モータツキ コンプレッサASSY交換 (要領は 参照) | |



















