交換方法 CVVT オイルコントロールバルブ (OCV) GX(VJA252W
V35A) レクサス LX GX RX RZ NX UX UX300e LBX LS ES IS LM LC RC RCF ハイブリッド HYBRID
説明
連続可変バルブタイミング(CVVT)システムは、エンジン速度と負荷によって計算されるECM制御信号に従って、吸気バルブと排気バルブのバルブタイミングを進めたり遅らせたりします。
CVVTを制御することで、バルブオーバーラップまたはアンダーラップが発生し、ポンピング損失の低減、内部EGR効果、燃焼安定性の向上、容積効率の向上、膨張仕事の増加を通じて、燃費の向上、排気ガス(NOx、HC)の低減、エンジン性能の向上を実現します。
このシステムは
- ECM PWM(パルス変調)制御信号に従ってカム位相器へのエンジンオイルの供給とカム位相器からのエンジンオイルの供給を制御するCVVTオイルコントロールバルブ(OCV)、
エンジンオイルの油圧を利用してカム位相を変化させるカムフェイザー。
CVVTオイルコントロールバルブから出たエンジンオイルは、カム位相器内のカムシャフトに連結されたローターを回転させることで、エンジン回転の方向(吸気進角/排気遅角)または反対方向(吸気遅角/排気進角)にカム位相を変化させます。
[バンク1/取入口]
点検
- イグニッションスイッチをオフにします。
- OCVコネクタを外します。
- OCV 端子 1 と 2 間の抵抗を測定します。
- 抵抗が仕様範囲内であることを確認します。
仕様:「仕様」を参照
取り外し
- イグニッションスイッチをオフにし、バッテリーのマイナス(-)ケーブルを外します。
- CVVTオイルコントロールバルブコネクタ(A)を外します。
- 取り付けボルト(B)を外し、バルブをエンジンから取り外します。
[バンク1 / 取入口]
[バンク1 / 排気]
インストール
注意
-
指定されたトルクでコンポーネントを取り付けます。
●
なお、落下などにより内部に損傷が生じる場合がありますので、その場合は点検してからご使用ください。
注意
-
バルブのOリングにエンジンオイルを塗布します。
取り外しと逆の手順で取り付けます。
CVVTオイルコントロールバルブ取り付けボルト:
9.8 ~ 11.8 Nm (1.0 ~ 1.2 kgf.m, 7.2 ~ 8.7 lb-ft)

