DTC P0458 キャニスタパージソレノイド系回路(LOW)

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DTC P0458 キャニスタパージソレノイド系回路(LOW)

DTCの検知条件:

2回の連続したドライブサイクルで不具合が発生すると検出する。

不具合の症状:

アイドリング不良

注意:

故障部品を修理または交換後、クリアメモリーモード と点検モード を実行すること。

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.ECUの出力信号の点検1) イグニッションスイッチをONにする。2) ECUとボディアース間の電圧を測定する。コネクター&端子(B137) No. 29 (+) — ボディアース (−):電圧は10 V以上か?
2.接触不良の点検ECUコネクターの接触不良を点検する。ECUコネクターに接触不良があるか?ECUコネクターの接触不良を修理する。エンジン警告灯が点灯しても、この時点では回路は通常の状態に戻っている。不具合を再現させてから、再度診断を行う。参考:この場合、一時的なコネクターの接触不良が考えられる。
3.ECUとパージコントロールソレノイドバルブ間のハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) ECUおよびパージコントロールソレノイドバルブからコネクターを切離す。3) パージコントロールソレノイドバルブコネクターとエンジンアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子(E4) No. 2 — エンジンアース:抵抗は1 MΩ以上か?ECUとパージコントロールソレノイドバルブコネクター間のハーネスのアースショートを修理する。
4.ECUとパージコントロールソレノイドバルブ間のハーネスの点検ECUとパージコントロールソレノイドバルブ間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(B137) No. 29 — (E4) No. 2:抵抗は1 Ω未満か?ハーネスおよびコネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• ECUとパージコントロールソレノイドバルブコネクター間のハーネスの断線• 中間コネクターの接触不良
5.パージコントロールソレノイドバルブの点検1) パージコントロールソレノイドバルブを取外す。2) パージコントロールソレノイドバルブ端子間の抵抗を測定する。端子No. 1 — No. 2:抵抗は10~100 Ωか?パージコントロールソレノイドバルブを交換する。
6.パージコントロールソレノイドバルブへの電源供給の点検1) イグニッションスイッチをONにする。2) パージコントロールソレノイドバルブとエンジンアース間の電圧を測定する。コネクター&端子(E4) No. 1 (+) — エンジンアース (−):電圧は10 V以上か?ハーネスおよびコネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• メインリレーとパージコントロールソレノイドバルブ間のハーネスの断線• 中間コネクターの接触不良• メインリレーコネクターの接触不良
7.接触不良の点検パージコントロールソレノイドバルブコネクターの接触不良を点検する。パージコントロールソレノイドバルブコネクターの接触不良があるか?パージコントロールソレノイドバルブコネクターの接触不良を修理する。ECUコネクターの接触不良を修理する。不具合がある場合、ECUを交換する。
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