DTC 48 BCU異常 BCU通信系 WRX STI S4 XV HYBRID

インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ フォレスター

DTC 48

• BCU異常

• BCU通信系

1. DTC 48-60H BCUブレーキブースターフェール

ブレーキコントロールユニットが以下のブレーキブースターに関するDTC 48-66H、DTC 48-67H、DTC 48-68H、DTC 48-69H、DTC 48-6AH、DTC 48-6BH、DTC 48-6CHおよびDTC 48-6DH以外のDTCを検知したときに、検出される

2. DTC 48-61H BCUによるレーザーレーダーコントロールユニットの異常判断

ブレーキコントロールユニット(BCU)により、レーザー レーダーコントロールユニットの異常を検知したときに、検出される

DTC検知条件:

• CAN系統の不具合

• レーザーレーダーコントロールユニットの不具合

• ブレーキコントロールユニット(BCU)の不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

• エンジン警告灯が点灯する

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.LANシステムの点検LANシステムの故障診断を行う LANシステムにDTCは検出されているか?LANシステムのDTCに従って、診断を行う
2.コネクターの点検レーザーレーダーコントロールユニットおよびブレーキコントロールユニットのコネクターは確実に接続されているか?コネクターを接続し直し、それでも改善されない場合はコネクターを修理または交換する
3.ハーネスの点検1) ブレーキコントロールユニットのコネクターを切離す 2) ハーネスコネクターの端子間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 14 — (i138) No. 5:抵抗は約60 Ωか?ブレーキコントロールユニット系統へのCAN通信線が断線している ハーネスの断線箇所を修理するかハーネスを交換する
4.ブレーキコントロールユニットの入力電圧(バッテリー)の点検1) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す 2) ブレーキコントロールユニットのコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(i138) No. 8 (+) — ボディアース (−):
(i138) No. 9 (+) — ボディアース (−):
電圧は10 V以上か?電源系(バッテリー)回路を点検し、異常があれば該当部位を修理する
5.ブレーキコントロールユニットの入力電圧(イグニッション)の点検1) ブレーキコントロールユニットからコネクターは切離した状態でエンジンをアイドリングさせる 2) ヘッドランプ、エアコン、デフォッガなど、電気負荷のかかる装置を作動させる 3) ブレーキコントロールユニットのコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(i139) No. 1 (+) — ボディアース (−):
(i139) No. 10 (+) — ボディアース (−):
電圧は10 V以上か?電源系(イグニッション)回路を点検し、異常があれば該当部位を修理する
6.ブレーキコントロールユニットのアース回路の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットのコネクターとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 23 — ボディアース:
(i138) No. 24 — ボディアース:
(i139) No. 21 — ボディアース:
抵抗は10 Ω未満か?アース回路を修理する
7.レーザーレーダーコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) イグニッションスイッチをONにする 3) スバルセレクトモニターⅢを接続する 4) メモリーを消去する 5) DTCを読取る DTC 48-61HおよびDTC 48-62H以外のDTCが表示されるか?DTCに従って、診断を行う
8.レーザーレーダーコントロールユニットの点検1) 再度DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-61HまたはDTC 48-62H)が表示されるか?レーザーレーダーASSYを交換する 一時的な接触不良である

3. DTC 48-62H フェールカウンタ診断

ブレーキコントロールユニットのフェールカウンタが異常の場合に、検出される

DTC検知条件、不具合症状および診断手順については、DTC 48-61Hを参照する

4. DTC 48-66H BCU異常(圧力センサー異常)

ブレーキコントロールユニット(BCU)が、液圧センサーの異常を判断したときに、検出される

DTC検知条件:

• 液圧センサー回路の不具合

• 液圧センサーの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.コネクターの点検BCUおよび液圧センサーのコネクターに接触不良はないか点検する コネクターは確実に接続されているか?コネクターを修理する、または交換する
2.ブレーキコントロールユニットのアース回路の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターを切離す 3) ブレーキコントロールユニットとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 23 — ボディアース:
(i138) No. 24 — ボディアース:
(i139) No. 21 — ボディアース:
抵抗は10 Ω未満か?ハーネスを修理する、または交換する
3.ブレーキコントロールユニット電源(イグニッション)回路の点検1) イグニッションスイッチをONにする 2) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターの端子間の電圧を測定する コネクター&端子(i139) No. 1 (+) — (i138) No. 23 (−):
(i139) No. 10 (+) — (i138) No. 23 (−):
電圧は10 V以上か?ブレーキコントロールユニットの電源系回路を点検する
4.液圧センサーハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) 液圧センサーのコネクターを切離す 3) ブレーキコントロールユニットと液圧センサーのハーネスコネクターの端子間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 2 — (B418) No. 2:
(i138) No. 11 — (B418) No. 1:
(i138) No. 19 — (B418) No. 3:
抵抗は、10 Ω未満か?ハーネスを修理する、または交換する
5.液圧センサーの点検1) ブレーキコントロールユニットを接続する 2) 液圧センサーのコネクターを切離す 3) イグニッションスイッチをONにする 4) 液圧センサーのハーネスコネクターの端子間の電圧を測定する コネクター&端子(B418) No. 2 (+) — (B418) No. 3 (−):電圧は約5 Vか?ブレーキコントロールユニットを交換する
6.液圧センサーの点検1) スバルセレクトモニターⅢを接続する 2) イグニッションスイッチをONにする 3) «追従クルーズコントロール故障診断»メニュー画面から、{現在データの表示・保存}を選択する 4) ブレーキペダルを踏んでいないときの液圧センサーの出力値を確認する 液圧センサー出力は0.7 MPa以下か?ブレーキマスターシリンダーを交換する
7.液圧センサーの点検ステップ6) の状態からブレーキペダルを踏み込んだとき、液圧センサーの出力値はブレーキペダルの動きに合わせて変化するか確認する 液圧センサーの出力値は、0~約4.8 MPa以内で変化しているか?ブレーキマスターシリンダーを交換する
8.ブレーキコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) メモリーを消去する 3) エンジンを始動させ、10秒以上待つ 4) SI レーダークルーズコントロールを作動させ、10分以上走行する 5) 車両を停車させ、DTCを読取る その他のDTCは表示されるか?DTCに従って診断を行う
9.その他のDTCの確認同じDTC(DTC 48-66H)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する 一時的な接触不良である

5. DTC 48-67H BCU異常(ブースターソレノイド異常)

ブレーキコントロールユニット(BCU)が、ブースターソレノイド系の異常を判断したときに、検出される

DTC検知条件:

• ブースターソレノイド回路の不具合

• アクティブブースターのソレノイドバルブの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.ブースターソレノイドコネクターの点検ブースターソレノイドのコネクターに接触不良はないか点検する コネクターに接触不良はないか?コネクターを修理する、または交換する
2.ブレーキコントロールユニットの入力電圧の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す 3) エンジンを始動し、アイドリングさせる 4) ブレーキコントロールユニットとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子バッテリー電源(i138) No. 8または9 (+) — ボディアース (−):イグニッション電源(i139) No. 1または10 (+) — ボディアース (−):電圧は10 V以上か?バッテリーからブレーキコントロールユニット間のハーネスを点検する
3.ブレーキコントロールユニットの入力電圧の点検ステップ2) で測定した、バッテリー電源とイグニッション電源の電圧差を計算する 電圧差は2 V未満か?電源系回路を点検する
4.ブレーキコントロールユニットのアース回路の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す 3) ブレーキコントロールユニットとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 23 — ボディアース:
(i138) No. 24 — ボディアース:
(i139) No. 21 — ボディアース:
抵抗は10 Ω未満か?ブレーキコントロールユニットのアース回路を点検する
5.ハーネスの点検1) ブースターソレノイドバルブのコネクターを切離す 2) ブレーキコントロールユニットとブースターソレノイドバルブ間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 18 — (B417) No. 6:
(i138) No. 16 — (B417) No. 4:
抵抗は10 Ω未満か?ブレーキコントロールユニットとブースターソレノイド間のハーネスを点検する
6.ハーネスの点検ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクター間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 18 — (i139) No. 21:(i138) No. 16 — (i139) No. 21:(i138) No. 18 — (i139) No. 1:(i138) No. 16 — (i139) No. 1:(i138) No. 18 — (i139) No. 8:(i138) No. 16 — (i139) No. 8:抵抗は10 Ω未満か?ハーネスを修理する、または交換する
7.ブースターソレノイドバルブの点検1) ブースターソレノイドバルブのコネクターを接続する 2) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターの端子間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 18 — (i138) No. 16:抵抗は10 Ω未満か?ブレーキブースターASSYを交換する
8.ブースターソレノイドバルブの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) スバルセレクトモニターⅢを接続する 3) メモリークリアを実行する 4) エンジンを始動させ、10秒以上待ってからSIレーダークルーズコントロールを作動させて10分以上走行し、減速制御によりブレーキをかける 5) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-67H)が表示されるか?ブレーキブースターASSYを交換する
9.ブレーキコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) メモリーを消去する 3) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-67H)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する
10.その他のDTCの確認その他のDTCは表示されるか?DTCに従って診断を行う 一時的な接触不良である

6. DTC 48-68H BCU異常(リリーススイッチ異常)

ブレーキコントロールユニット(BCU)が、リリーススイッチ系の異常を判断したときに、検出される

DTC検知条件:

• リリーススイッチ回路の不具合

• アクティブブースターのリリーススイッチの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

ステップチェックはいいいえ
1.コネクターの点検ブレーキコントロールユニットおよびアクティブブースターのコネクターに接触不良はないか点検する コネクターに接触不良はないか?コネクターを修理する、または交換する
2.リリーススイッチの点検1) イグニッションスイッチをONにする 2) スバルセレクトモニターⅢを接続する 3) «追従クルーズコントロール故障診断»画面で、{現在データの表示•保存}を選択する 4) 「リリースSW NOフラグ」、「リリースSW NCフラグ」および「ブレーキ液圧」のデータ表示を行う 5) ブレーキペダルを操作する (踏込み時は「ブレーキ液圧」の数値が1 MPa以上になるように踏込む)ブレーキペダルを放しているリリースSW NOフラグ — ブレーキ放: リリースSW NCフラグ — ブレーキ放:ブレーキペダルを踏んでいるリリースSW NOフラグ — ブレーキ踏: リリースSW NCフラグ — ブレーキ踏:リリーススイッチの信号は、ペダル操作に応じて変化しているか?
3.その他のDTCの確認その他のDTCは表示されるか?DTCに従って診断を行う
4.ブレーキコントロールユニットの点検1) メモリーを消去する 2) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-68H)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する 一時的な接触不良である
5.ハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す 3) リリーススイッチコネクターを切離す 4) ブレーキコントロールユニットとリリーススイッチのコネクター間の抵抗を測定する コネクター&端子(B417) No. 1 — (i138) No. 13:
(B417) No. 2 — (i138) No. 21:
(B417) No. 3 — (i138) No. 4:
抵抗は10 Ω未満か?ブレーキブースターASSYを交換する ブレーキコントロールユニットとリリーススイッチ間のハーネスを点検する

7. DTC 48-69H BCU異常(圧力コントロール異常)

ブレーキコントロールユニット(BCU)が、圧力コントロール系の異常を判断したときに、検出される

DTC検知条件:

• ハーネスの不具合

• ブレーキコントロールユニットの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

ステップチェックはいいいえ
1.圧力センサー系DTCの確認最新、もしくは過去故障を呼出す 圧力センサー異常のDTCが記憶されているか?圧力センサーの故障診断を実施する
2.コネクター接触不良の点検ブレーキコントロールユニットおよび電源系回路を点検する コネクターの接触不良はないか?ハーネスコネクターを修理する、または交換する
3.アクティブブースターの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) スバルセレクトモニターⅢを接続する 3) メモリークリアを実行する 4) エンジンを始動させ、10秒以上待ってからSIレーダークルーズコントロールを作動させて10分以上走行し、減速制御によりブレーキをかける 5) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-69H)が表示されるか?ブレーキブースターを交換する
4.ブレーキコントロールユニットの点検1) スバルセレクトモニターⅢを接続する 2) メモリークリアを実行する 3) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-69H)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する
5.その他のDTCの確認その他のDTCは表示されるか?DTCに従って診断を行う 一時的な接触不良である

8. DTC 48-6AH BCU異常(電源電圧異常)

ブレーキコントロールユニットが自らの電源系統に異常を検知したときに、検出される

DTC検知条件:

• ハーネスの不具合

• ブレーキコントロールユニットの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.オルタネーターの点検1) エンジンを始動し、しばらくアイドリングをする 2) オルタネーターのB端子とボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子オルタネーターB端子 (+) — ボディアース (−):電圧は10 V以上か?オルタネーターを修理する、または交換する
2.バッテリー端子の点検イグニッションスイッチをOFFにする バッテリー端子は、確実に接続されているか?バッテリーの端子を確実に締付ける
3.ハーネス(電源回路)の点検1) ブレーキコントロールユニットを切離す 2) エンジンを始動し、しばらくアイドリングをする 3) ヘッドランプやエアコンディショナーなどの電気的負荷がかかる装置を作動させる 4) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(i138) No. 8 (+) — ボディアース (−):
(i138) No. 9 (+) — ボディアース (−):
電圧は10 V以上か?電源系回路を点検し、異常があれば該当部位を修理、またはハーネスを交換する
4.ハーネス(アース回路)の点検ブレーキコントロールユニットとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 23 — ボディアース:
(i138) No. 24 — ボディアース:
(i139) No. 21 — ボディアース:
抵抗は10 Ω未満か?アース系回路を点検し、異常があれば該当部位を修理、またはハーネスを交換する
5.コネクターの点検ブレーキコントロールユニットのコネクターを点検する コネクターは確実に接続されているか?コネクターを修理する、または交換する
6.ブレーキコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) メモリーを消去する 3) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-6AHまたはDTC 48-6BH)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する
7.その他のDTCの確認その他のDTCが表示されているか?DTCに従って診断を行う 一時的な接触不良である

9. DTC 48-6BH BCU電源異常(電源電圧異常)

ブレーキコントロールユニットが自らの電源系統に異常を検知したときに、検出される

DTC検知条件、不具合症状および診断手順については、DTC 48-6AHを参照する

10. DTC 48-6CH BCU異常(CAN異常)

ブレーキコントロールユニットがCAN系統に異常を検知したときに、検出される

DTC検知条件:

• CAN系統の不具合

• ブレーキコントロールユニットの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

ステップチェックはいいいえ
1.LANシステムの点検LANシステムの故障診断を行う LANシステムにDTCは検出されているか?LANシステムのDTCに従って、診断を行う
2.コネクターの点検各コントロールユニットのコネクターを点検するコネクターは確実に接続されているか?コネクターを修理する、または交換する
3.ハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットのコネクターを切離す 3) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターの端子間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 5 — (i138) No. 14:抵抗は約60 Ωか?ハーネスの断線箇所を修理、またはハーネスを交換する
4.ブレーキコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) メモリーを消去する 3) 再度DTCを読取る 同じDTC(DTC 44-6CH)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する 一時的な接触不良である

11. DTC 48-6DH BCU異常(ブレーキコントロールユニット異常)

ブレーキコントロールユニットが自らの内部故障を検知したときに、検出される

DTC検知条件:

• ブレーキコントロールユニットの不具合

不具合の症状:

• SI レーダークルーズコントロールが作動しない

• SI-CRUISE警告灯が点灯する

配線図:

ステップチェックはいいいえ
1.ブレーキコントロールユニットのアース回路の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す 3) ブレーキコントロールユニットとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(i138) No. 23 — ボディアース:
(i138) No. 24 — ボディアース:
(i139) No. 21 — ボディアース:
抵抗は10 Ω未満か?アース系回路を点検し、異常があれば該当部位を修理する、またはハーネスを交換する
2.ブレーキコントロールユニットの入力電圧の点検1) イグニッションスイッチをONにする 2) エンジンを始動させ、しばらくアイドリングを行う 3) ブレーキコントロールユニットのハーネスコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(i138) No. 8 (+) — ボディアース (−):
(i138) No. 9 (+) — ボディアース (−):
電圧は10 V以上か?電源系回路を点検し、異常があれば該当部位を修理する、または交換する
3.コネクターの点検コネクターは確実に接続されているか?コネクターを点検し、異常があれば該当部位を修理、またはハーネスを交換する
4.信号ノイズの原因確認ノイズの原因となるもの(車載電話や無線機など)がCAN通信ハーネス付近に取付けられていないか?ブレーキコントロールユニットとCAN通信ハーネスからできるだけ遠ざけて取付ける
5.ブレーキコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを確実に接続する 2) メモリーを消去する 3) DTCを読取る 同じDTC(DTC 48-6DH)が表示されるか?ブレーキコントロールユニットを交換する
6.その他のDTCの確認その他のDTCが表示されているか?DTCに従って診断を行う 一時的な接触不良である
DTC 48 BCU異常 BCU通信系

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