インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ フォレスター
DTC 56
• BCU送信データ異常
1. DTC 56-65H リリーススイッチ情報異常
ブレーキコントロールユニットから異常なリリーススイッチ情報が送信され、エンジンコントロールユニットが異常を検知したときに検出される。
DTC検知条件:
• CAN系統の不具合
• エンジンコントロールユニット(ECU)の不具合
• ブレーキコントロールユニットの不具合
• アクティブブースターの不具合
• レーザーレーダーの不具合
不具合の症状:
• SI レーダークルーズコントロールが作動しない。
• SI-CRUISE警告灯が点灯する。
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.LANシステムの点検LANシステムの故障診断を行う。 | LANシステムにDTCは検出されているか? | LANシステムのDTCに従って、診断を行う。 | |
2.ECUの点検ECUの自己診断を行う。• 2.0L ターボモデル• 3.0Lモデル | ECUにDTCは検出されているか? | ECUのDTCに従って診断を行う。 | |
3.コネクターの点検 | コネクターは確実に接続されているか? | | コネクターを修理する、または交換する。 |
4.リリーススイッチの点検1) イグニッションスイッチをONにする。2) スバルセレクトモニターⅢを接続する。3) «追従クルーズコントロール故障診断»画面で、{現在データの表示•保存}を選択する。4) 「リリースSW NOフラグ」、「リリースSW NCフラグ」および「ブレーキ液圧」のデータ表示を行う。5) ブレーキペダルを操作する。(踏込み時は「ブレーキ液圧」の数値が1 MPa以上になるように踏込む)ブレーキペダルを放しているリリースSW NOフラグ — ブレーキ放: リリースSW NCフラグ — ブレーキ放:ブレーキペダルを踏んでいるリリースSW NOフラグ — ブレーキ踏: リリースSW NCフラグ — ブレーキ踏: | リリーススイッチの信号は、ペダル操作に応じて変化しているか? | | |
5.レーザーレーダーコントロールユニットの点検1) イグニッションスイッチをONにする。2) スバルセレクトモニターⅢを接続する。3) DTCを読取る。 | 他のDTCは表示されるか? | DTCに従って、診断を行う。 | |
6.レーザーレーダーコントロールユニットの点検1) メモリーを消去する。2) 再度DTCを読取る。 | 同じDTC(DTC 56-65H)は表示されるか? | | |
7.ブレーキコントロールユニットの点検1) 正常なブレーキコントロールユニットに交換する。2) メモリーを消去する。3) 停止状態←→80 km/h以上での走行を8回繰り返す。4) DTCを読取る。 | 同じDTC(DTC 56-65H)が表示されるか? | レーザーレーダーASSYを交換する。 | ブレーキコントロールユニットを交換する。 |
8.ECUの点検1) 再度、停止状態←→80 km/h以上での走行を8回繰り返す。2) DTCを読取る。 | 同じDTC(DTC 56-65H)が表示されるか? | ECUを交換する。 2.0 Lターボモデル 3.0 Lモデル | 一時的な接触不良である。 |
9.ハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) ブレーキコントロールユニットからコネクターを切離す。3) リリーススイッチのコネクターを切離す。4) ブレーキコントロールユニットとリリーススイッチのコネクター間の抵抗を測定する。コネクター&端子(B417) No. 1 — (i138) No. 13: (B417) No. 2 — (i138) No. 21: (B417) No. 3 — (i138) No. 4: | 抵抗は10 Ω未満か? | ブレーキブースターASSYを交換する。 | ブレーキコントロールユニットとリリーススイッチ間のハーネスを点検する。 |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…