インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ HYBRID フォレスター
DTC 85 ラップベルトプリテンショナー故障
DTCの検知条件:
• ラップベルトプリテンショナー (RH) 回路の電源へのショート
• ラップベルトプリテンショナーの不具合
• ラップベルトプリテンショナーハーネスの不具合
• エアバッグコントロールユニットの不具合
注意:
• エアバッグシステムを診断するときは、イグニッションスイッチを必ずOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上経過してから整備を始めること
• エアバッグモジュール、シートベルトプリテンショナー、ロールコネクター、コントロールユニットおよびセンサーを交換するときは、各部品を再接続してエアバッグ警告灯が正常に作動することを確認すること
• エアバッグメインハーネスを点検するときは、安全のため運転席および助手席のエアバッグモジュールコネクターを切離すこと
• エアバッグリヤハーネスを点検するときは、安全のためサイドエアバッグモジュールコネクター、カーテンエアバッグモジュールコネクターおよびシートベルトプリテンショナーコネクターを切離すこと
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.コネクターの接触不良の点検エアバッグコントロールユニットとラップベルトプリテンショナー間のコネクターに接触不良があるか点検する | 接触不良があるか? | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する | |
2.ラップベルトプリテンショナーの点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ 2) ラップベルトプリテンショナー (RH) からコネクター (AB30) を切離す 3) テストハーネスQのコネクター (1Q) をコネクター (AB30) に接続する 4) エアバッグレジスターをテストハーネスQのコネクター (2Q) に接続する 5) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする | エアバッグ警告灯は6秒間点灯し、消灯するか? | ラップベルトプリテンショナー (RH) を交換する | |
3.エアバッグリヤハーネス(サイドエアバッグハーネス RH)の点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ 2) テストハーネスからエアバッグレジスターを切離す 3) カーテンエアバッグモジュール (RH) からコネクター (AB33) を切離す 4) サイドエアバッグモジュール (RH) からコネクター (AB24)を切離す 5) シートベルトプリテンショナーからコネクター (AB26) を切離す 6) エアバッグコントロールユニットからコネクター (AB17) および (AB18) を切離す 7) テストハーネスUのコネクター (1U) をコネクター (AB18) に接続する 8) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする 9) テストハーネスUのコネクター (5U) とボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(5U) No. 7 (+) — ボディアース (−):(5U) No. 5 (+) — ボディアース (−): | 電圧は1 V未満か? | | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する |
4.エアバッグコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを接続する 2) メモリーを消去する 3) 点検モードを実施する 4) DTCを読取る | 同じDTCが表示されるか? | エアバッグコントロールユニットを交換する | |
5.画面にその他のDTCがないか点検 | その他のDTCが表示されるか? | 「ダイアグコード(DTC)一覧表」を使用して、DTCを点検する | 診断を終了する |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(NIS…