DTC P0A84-123 冷却ファン電圧Lo異常(FAN0)エスクァイア

エスティマ ヤリス クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x

バッテリクーリングブロワASSYの回転数は、パワーマネジメントコントロールコンピュータによって制御されている。バッテリクーリングブロワASSYの電源は、パワーマネジメントコントロールコンピュータのFCTL端子によってBATT FANリレーをONさせることにより供給している。パワーマネジメントコントロールコンピュータは、HVサプライバッテリASSYの温度に応じたファンスピードになるように、バッテリブロワASSYへの指令信号(SI)を調節する。また、各バッテリブロワASSYの電圧(VM)は、監視信号としてバッテリボルテージセンサを経由し、パワーマネジメントコントロールコンピュータへシリアル通信として送られている。

A133904J05

ダイアグコード検出条件不具合箇所
P0A84-123バッテリクーリングブロワASSYの出力電圧(VM)が制御目標電圧に対し、所定範囲外のとき(1トリップ検出)ワイヤハーネスまたはコネクター
インテグレーションリレー
バッテリクーリングブロワASSY
バッテリボルテージセンサ
パワーマネジメントコントロールコンピュータ

回路図

A216739J01

■ 警 告 ■

  1. 高電圧系統の点検を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
  2. サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。
    □ 参 考 □10分間とは、インバータ内の高電圧コンデンサが放電するための時間である。

■ 注 意 ■HDDナビゲーションシステムはIG OFF後、各種メモリーおよび設定の記憶などを行う。このため、必ずIG OFF後、以下の時間が経過してからバッテリーマイナスターミナルを切り離す。

機器構成待ち時間
テレマティクストランシーバなし(G-BOOK加入、G-BOOK未加入)1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK未加入)1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK加入)6 分

点検手順

手順1ダイアグコード読み取り(P0AFC-123出力確認)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってHVシステムのダイアグコードP0AFC-123が出力されないか読み取る。(要領は参照)
    結果 結果
    飛び先
    ダイアグコードP0AFC-123が出力されない

    ダイアグコードP0AFC-123が出力される
  3. SST(TaSCAN) を取りはずす。

B
関連するダイアグコードチャートへ
A

手順2アクティブテスト実施

SST09991-70201  

  1. リヤシートバックASSY RHを取りはずす。(要領は参照)
  2. DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
  3. IG ONにする。
  4. SST(TaSCAN)の画面表示に従い、“アクティブテスト” - “冷却ファン駆動”を選択する。

    [診断メニュー画面: 診断→パワトレ→HV→アクティブテスト] 項目
    使用目的
    内容
    制約条件
    冷却ファン駆動
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)作動および風量点検
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)の停止またはモード1-6が可能
    -
    ■ 注 意 ■アクティブテストができない場合、バッテリ冷却ファンのフェールセーフによりファンを駆動させようと指令している為、アクティブテストを実施せず次の冷却ファン作動確認へ進む。
  5. ファンモード6を選択し、バッテリクーリングブロワASSYを作動させる。
  6. バッテリクーリングブロワASSYが作動し、インテークダクトの吸気口から空気が吸い込まれていることを確認する。
    □ 参 考 □“冷却ファン駆動”を停止しても、HVシステムの制御でバッテリクーリングブロワASSYが停止しない場合があるが、異常ではない。基準バッテリクーリングブロワASSYが作動する。
  7. リヤシートバックASSY RHを取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 5 へ
OK

手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリクーリングブロワASSY - バッテリボルテージセンサ)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを切り離す。
  1. バッテリボルテージセンサのコネクターCを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    2(VM0) - C7(VM)
    常時
    1 Ω未満
    2(VM0) - 他の端子間およびボデーアース間
    常時
    10kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    バッテリクーリングブロワASSY の車両側コネクター
    *2
    バッテリボルテージセンサの車両側コネクター
    *3
    コネクターC
  2. バッテリボルテージセンサのコネクターCを接続する。
  3. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを接続する。
  4. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順4バッテリクーリング ブロワASSY点検(電圧点検)

SST09082-00030  
09083-00170  
09991-70201  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  5. DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
  6. IG ONにする。

■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため、絶対にREADY ONを行わない。□ 参 考 □

  1. サービスプラググリップを取りはずした状態でIG ONにすると、インターロックスイッチ系統のダイアグコード(P0A0D-350)が出力されるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  2. ECUやセンサーのコネクター等を取りはずした状態でIG ONにすると、ダイアグコードが出力される場合があるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  1. SST(TaSCAN)の画面表示に従い、“アクティブテスト” - “冷却ファン駆動”を選択する。

    [診断メニュー画面: 診断→パワトレ→HV→アクティブテスト] 項目
    使用目的
    内容
    制約条件
    冷却ファン駆動
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)作動および風量点検
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)の停止またはモード1-6が可能
    -
    ■ 注 意 ■アクティブテストができない場合、バッテリ冷却ファンのフェールセーフによりファンを駆動させようと指令している為、アクティブテストを実施せず次の電圧点検へ進む。
  2. “バッテリ冷却ファン電圧”をモニターで表示させる。
  3. ファンモード(1-6)を選択し、バッテリクーリングブロワASSYを作動させる。
  1. 冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)駆動中の、モニター値(冷却ファン電圧)とバッテリクーリングブロワASSYのコネクター部での実測値を比較する。
    基準 点検端子
    点検条件
    基準
    2(VM0) - 4(GND)
    IG ON
    ECU データモニター ‘電池冷却ファン電圧 0’と実測値との差が 1 V 以下
    イラスト内指示文字 *1
    コネクタ接続状態
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    □ 参 考 □ファンモード1-6全てを比較する。アクティブテストができない場合は、現状のモードでのみ比較する。
  2. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は  参照)
OK
バッテリクーリング ブロワASSY交換 (要領は  参照)  

手順5インテグレーション リレー NO.2点検(BATT FAN)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. インテグレーションリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。(要領は参照)
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    A217835J01
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1C-1 - 1A-8
    1A-7にバッテリのプラス、1A-6にバッテリのマイナスを接続する
    1Ω未満
    1A-7 - 1A-6間にバッテリ電圧を加えない
    10 kΩ以上

    イラスト内指示文字 *1
    インテグレーションリレー
    *4
    BATT FANヒューズ
    *2
    1Aコネクター
    *5
    BATT FANリレー
    *3
    1Cコネクター
    -
    -
  2. インテグレーションリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYに取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 13 へ
OK

手順6バッテリクーリング ブロワASSY点検(電圧点検)

SST09082-00030  
09083-00170  
09991-70201  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  5. DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
  6. IG ONにする。
  7. SST(TaSCAN)の画面表示に従い、“アクティブテスト” - “冷却ファン駆動”を選択する。

    [診断メニュー画面: 診断→パワトレ→HV→アクティブテスト] 項目
    使用目的
    内容
    制約条件
    冷却ファン駆動
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)作動および風量点検
    冷却ファン(バッテリクーリングブロワASSY)の停止またはモード1-6が可能
    -
    ■ 注 意 ■アクティブテストができない場合、バッテリ冷却ファンのフェールセーフによりファンを駆動させようと指令している為、アクティブテストを実施せず次の電圧点検へ進む。
  8. ファンモード(1-6)を選択し、バッテリクーリングブロワASSYを作動させる。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の電圧を点検する。

    電圧値点検端子
    点検条件
    基準値
    1(IG0) - ボデーアース間
    IG ON
    11 to 14V
    イラスト内指示文字 *1
    コネクタ接続状態
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    □ 参 考 □バッテリクーリングブロワASSYのコネクターが接続された状態で点検を行う。
  2. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 9 へ
OK

手順7バッテリクーリング ブロワASSY点検
  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  5. IG ONにする。
    □ 参 考 □サービスプラググリップを取りはずした状態でIG ON にするとダイアグコードが出力されるため、SST(TaSCAN) を使用して、ダイアグ コードを消去すること。
  1. ワイヤーハーネスを使用して、バッテリクーリングブロワASSY コネクターのSI0 - GND端子を短絡する。

    基準短絡端子
    点検条件
    基準
    3(SI0) - 4(GND)
    IG ON
    バッテリクーリングブロワASSYが作動する
    イラスト内指示文字 *1
    コネクタ接続状態
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    □ 参 考 □
    1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターが接続された状態で点検を行う。
    2. 点検後、ダイアグコードが出力されることがあるため、SST(TaSCAN) を使用して、ダイアグ コードを消去すること。
  2. IG OFFにする。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
バッテリクーリング ブロワASSY交換 (要領は  参照)
OK

手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリクーリングブロワASSY - パワーマネジメントコントロールコンピュータ)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを切り離す。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを切り離す。(要領は参照)
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    3(SI0) - A29(SIO)
    常時
    1Ω未満
    3(SI0) - 他の端子間およびボデーアース間
    常時
    10kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    バッテリクーリングブロワASSY の車両側コネクター
    *2
    パワーマネジメントコントロールコンピュータの車両側コネクター
    *3
    コネクターA
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、IG ONのときにバッテリクーリングブロワASSYの車両側コネクター - ボデーアース間の電圧を点検する。
    電圧値点検端子
    点検条件
    基準値
    3(SI0) - ボデーアース
    IG ON
    1V未満
    □ 参 考 □センサーやコンピュータのコネクターを取りはずした状態でIG ONにすると、ダイアグコードが出力されるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  3. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを接続する。
  4. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  5. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを接続する。(要領は参照)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  

手順9ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インテグレーションリレー - パワーマネジメントコントロールコンピュータ)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを切り離す。(要領は参照)
  3. インテグレーションリレーを取りはずす。(要領は参照)
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    インテグレーションリレーの車両側1Aコネクター7端子 - A4(FCTL)
    常時
    1Ω未満
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤーハーネスコネクタ前側
    (インテグレーションリレー)
    (1Aコネクター)
    *2
    パワーマネジメントコントロールコンピュータの車両側コネクター
    *3
    コネクターA
    ■ 注 意 ■テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の電圧を点検する。
    電圧値点検端子
    点検条件
    電圧値
    A4(FCTL) - ボデーアース
    常時
    1V未満
    A4(FCTL) - ボデーアース
    IG ON
    1V未満
    □ 参 考 □センサーやコンピュータのコネクターを取りはずした状態でIG ONにすると、ダイアグコードが出力されるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  4. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを接続する。(要領は参照)
  5. インテグレーションリレーを取り付ける。(要領は参照)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順10ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ボデーアース)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す。(要領は参照)
  1. SST( トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    抵抗値
    C5(E01) - ボデーアース
    常時
    1 Ω 未満
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネ クター)
    *2
    コネクターC
    ■ 注 意 ■テスター棒等を当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを接続する。(要領は参照)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順11ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ボデーアース)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターDを切り離す。(要領は参照)
  1. SST( トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    抵抗値
    D5(E02) - ボデーアース
    常時
    1 Ω 未満
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネ クター)
    *2
    コネクターD
    ■ 注 意 ■テスター棒等を当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターDを接続する。(要領は参照)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順12ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インテグレーションリレー - バッテリクーリングブロワASSY)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. インテグレーションリレーを取りはずす。(要領は参照)
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    インテグレーションリレーの車両側1Aコネクター8端子 - 1(IG0)
    常時
    1Ω未満
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤーハーネスコネクタ前側
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    *2
    車両ワイヤーハーネスコネクタ前側
    (インテグレーションリレー)
    (1Aコネクター)
    ■ 注 意 ■テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを接続する。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  4. インテグレーションリレーを取り付ける。(要領は参照)
  5. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  

手順13インテグレーション リレー NO.2交換
  1. インテグレーションリレーを新品と交換する。(要領は参照)
次へ

手順14ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インテグレーションリレー - バッテリクーリングブロワASSY)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. インテグレーションリレーを取りはずす。(要領は参照)
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1(IG0) - インテグレーションリレーの車両側1Aコネクターの8端子以外の端子間およびボデーアース間
    常時
    10kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤーハーネスコネクタ前側
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    *2
    車両ワイヤーハーネスコネクタ前側
    (インテグレーションリレー)
    (1Aコネクター)
    ■ 注 意 ■テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを接続する。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  4. インテグレーションリレーを取り付ける。(要領は参照)
  5. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順15バッテリクーリング ブロワASSY点検

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1(IG0) - 4(GND) およびボデーアース間
    常時
    10kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    コネクタ非接続状態
    (バッテリクーリングブロワASSY)
    ■ 注 意 ■テスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷する恐れがあるので注意して行う。
  2. バッテリクーリングブロワASSYのコネクターを接続する。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  4. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
バッテリクーリング ブロワASSY交換 (要領は  参照)
OK
正常復帰 
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