DTC B15D0 MOST通信異常 エスクァイア エスティマ

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HDDナビゲーションシステムは、MOSTにより機器間の通信を行う MOST回路において、通信線のショートおよびGNDショート等の異常が発生した場合は、通信の中断に伴いHDDナビゲーションシステムは正常に作動しない

ACC ON後、MOST通信のネットワークが確立できず、MOST通信ができないことを確認した時に記憶する

ダイアグコード診断内容点検箇所
B15D0MOST通信不能ナビゲーションレシーバASSY
ステレオ構成部品アンプリファイアASSY
デジタルテレビパーツセット
車両ワイヤハーネスまたはコネクター

□ 参 考 □MOSTによる機器間の通信は、ノイズ等の影響により通信異常を起こすことがある

回路図

点検手順

□ 参 考 □

  1. G-BOOKサービス非加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行う
  2. G-BOOKサービス加入車でナビゲーションレシーバASSYの交換作業時は、車両紐付け設定を行った後、G-BOOK利用再開操作およびヘルプネットサービス開始操作を行う
  3. 購入済みのG-SOUND無期限ライセンスがある状態で、ナビゲーションレシーバASSYを交換した場合は、G-SOUNDライセンスリカバリーを行う
  4. 車両紐付け設定、G-BOOK利用再開操作、ヘルプネットサービス開始操作およびG-SOUNDライセンスリカバリーの要領は参照

手順1MOST通信機器確認
  1. ダイアグコード読み取り(MMシステム診断による読み取り)
    1. MMシステム診断画面より“MOSTライン接続検査”に進み、MOST接続機器の検査結果を確認する (要領は参照)
      結果結果
      飛び先
      “AMP”項目に“未接続”と表示される
      A
      “DTV”項目に“未接続”と表示される
      B
      全MOST接続機器に“OK”と表示される
      C
      □ 参 考 □
      1. 複数のMOST接続機器で“未接続”が表示されている場合は、MOST機器ノードポジション番号の小さい機器の飛び先へ進む
      2. “MOSTライン接続検査”の画面は、現在ダイアグの場合のみ遷移できる
      3. 過去ダイアグの場合は、記録履歴が確認できる

B
手順 5 へ

C
手順 8 へ
A

手順2不具合現象確認
  1. MOST通信コネクター点検
    1. ナビゲーションレシーバASSYおよびステレオ構成部品アンプリファイアASSYのMOST通信用コネクタを点検する (要領は参照)
  2. ダイアグコード読み取り(MMシステム診断による読み取り)
    1. MMシステム診断画面より“MOSTライン接続検査”に進み、“AMP”の検査結果を再確認する (要領は参照)
      結果結果
      飛び先
      “AMP”項目に“未接続”と表示される
      A
      “MOSTライン接続検査”の画面に遷移できない
      B
      □ 参 考 □MOST通信が確立した場合は、“MOSTライン接続検査”画面に遷移できない

B
終了
A

手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ステレオ構成部品アンプリファイアASSY Wake Up ライン)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ステレオ構成部品アンプリファイアASSYのコネクターAを切り離す
  2. 電圧点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオ構成部品アンプリファイアASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の電圧値を測定する
      電圧値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A3(WUI) -ボデーアース
      ACC ON
      4.5 V以上
*1車両ワイヤハーネスコネクター前側
(ステレオ構成部品アンプリファイアASSY)

NG
手順 4 へ
OK
ステレオ構成部品 アンプリファイアASSY交換 (要領は  参照)  

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ナビゲーションレシーバASSY - ステレオ構成部品アンプリファイアASSY)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ナビゲーションレシーバASSYのコネクターAを切り離す
    2. ステレオ構成部品アンプリファイアASSYのコネクターAを切り離す
  2. 抵抗点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY - ステレオ構成部品アンプリファイアASSY間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A8(WUO) - A3(WUI)
      常時
      1Ω未満
    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A8(WUO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
ナビゲーション レシーバASSY交換 (要領は  参照)  

手順5不具合現象確認
  1. MOST通信コネクター点検
    1. ステレオ構成部品アンプリファイアASSYおよびデジタルテレビパーツセットのMOST通信用コネクタを点検する (要領は参照)
  2. ダイアグコード読み取り(MMシステム診断による読み取り)
    1. MMシステム診断画面より“MOSTライン接続検査”に進み、“DTV”の検査結果を再確認する (要領は参照)
      結果結果
      飛び先
      “DTV”項目に“未接続”と表示される
      A
      “MOSTライン接続検査”の画面に遷移できない
      B
      □ 参 考 □MOST通信が確立した場合は、“MOSTライン接続検査”画面に遷移できない

B
終了
A

手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(デジタルテレビパーツセット Wake Upライン)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. デジタルテレビパーツセットのコネクターBを切り離す
  2. 電圧点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、デジタルテレビパーツセット車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の電圧値を測定する
      電圧値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      B4(WUI) -ボデーアース
      ACC ON
      4.5 V以上
*1車両ワイヤハーネスコネクター前側
(デジタルテレビパーツセット)

NG
手順 7 へ
OK
デジタルテレビ パーツセット交換 (要領は  参照)  

手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ステレオ構成部品アンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ステレオ構成部品アンプリファイアASSYのコネクターAを切り離す
    2. デジタルテレビパーツセットのコネクターBを切り離す
  2. 抵抗点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオ構成部品アンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット間車両ワイヤハーネスのコネクター各端子間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A9(WUO) - B4(WUI)
      常時
      1Ω未満
    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオ構成部品アンプリファイアASSY車両側ワイヤハーネスのコネクター端子とボデーアース間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A9(WUO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
ステレオ構成部品 アンプリファイアASSY交換 (要領は  参照)  

手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ナビゲーションレシーバASSY - ステレオ構成部品アンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. 点検前準備
    1. ナビゲーションレシーバASSYのコネクターAを切り離す
    2. ステレオ構成部品アンプリファイアASSYのコネクターAを切り離す
    3. デジタルテレビパーツセットのコネクターBを切り離す
  2. 抵抗点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY - ステレオ構成部品アンプリファイアASSY間車両ワイヤハーネスの抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A3(MO+) - A4(MI+)
      常時
      1Ω未満
      A7(MO-) - A10(MI-)
      常時
      1Ω未満
      A6(SLDO) - A5(SLDI)
      常時
      1Ω未満
    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ナビゲーションレシーバASSY側のワイヤハーネスコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A3(MO+) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A7(MO-) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A6(SLDO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
    3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオ構成部品アンプリファイアASSY - デジタルテレビパーツセット間車両ワイヤハーネスの抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A6(MO+) - B1(MI+)
      常時
      1Ω未満
      A12(MO-) - B7(MI-)
      常時
      1Ω未満
      A11(SLDO) - B2(SLDI)
      常時
      1Ω未満
    4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ステレオ構成部品アンプリファイアASSY側のワイヤハーネスコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      A6(MO+) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A12(MO-) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      A11(SLDO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
    5. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、デジタルテレビパーツセット - ナビゲーションレシーバASSY間車両ワイヤハーネスの抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      B3(MO+) - A1(MI+)
      常時
      1Ω未満
      B9(MO-) - A5(MI-)
      常時
      1Ω未満
      B8(SLDO) - A2(SLDI)
      常時
      1Ω未満
    6. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、デジタルテレビパーツセット側のワイヤハーネスコネクター各端子とボデーアース間の抵抗値を測定する
      抵抗値点検端子(端子記号)
      点検条件
      基準値
      B3(MO+) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      B9(MO-) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上
      B8(SLDO) - ボデーアース
      常時
      10kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順9ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. SST(診断機)を使用して、画面に従いダイアグコードを読み取る (要領は参照)
  2. 画面表示の“消去”を選択し、画面に従いダイアグコード消去を実行する
  3. IG OFFにする
次へ

手順10ダイアグコード再確認

SST09991-70201  

  1. SST(診断機)を使用して、ダイアグコードを再度確認し、以下の飛び先に進む (要領は参照)
    結果結果
    飛び先
    コード出力(B15D0)あり
    A
    コード出力(B15D0)なし
    B

B
不具合再現テスト実施 (要領は  参照)
A
ナビゲーション レシーバASSY交換 (要領は  参照)  
DTC B15D0 MOST通信異常 トヨタ

自動車修理事例