DTC P2532-772 IG信号論理矛盾2 エスクァイア エスティマ ヤリス

クロス プリウス PHV α クロス プリウス PHV αトヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x

パワーマネジメントコントロールコンピュータ(HV機能)は、電源ECU機能とHV ECU機能が一体化している。電源監視マイコンとHV ECUは、コンピュータ内部でCAN通信している。電源監視マイコンはIG2リレーのON/OFFを制御している。HV ECUは電源監視マイコンからCAN通信で受信するIG2リレーの駆動情報をもとにIG2リレーのON固着を検出している。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P2532772電源監視マイコンがIG2リレーOFF指示しているにもかかわらず、IG2端子に電圧がかかっている場合ワイヤハーネスおよびコネクター
インテグレーションリレー(IG2リレー)
パワーマネジメントコントロールコンピュータ

□ 参 考 □P2532-772を検出するとREADY OFFになる。

回路図

A217746J01

点検手順

手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - IG2リレー)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。
  1. インテグレーションリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
    A217889J01

    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
    *2
    インテグレーションリレー(IG2リレー)
    *3
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (インテグレーションリレー接続コネクター)
    -
    -
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧値を測定する。
    電圧値点検端子
    点検条件
    基準値
    B1(IG2) - インテグレーションリレー4端子
    IG OFF
    1V以下
    B2(IG2D) - インテグレーションリレー2端子
    IG OFF
    1V以下
  3. インテグレーションリレーを取り付ける。
  4. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順2インテグレーション リレー NO.2点検(IG2リレー)

SST09083-00170  
09082-00030  

  1. インテグレーションリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    イラスト内指示文字 *1
    インテグレーションリレー
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    C-1 - C-4
    C-2 - C-3端子間に補機バッテリ電圧を印加しないとき
    10kΩ以上
    C-1 - C-4
    C-2 - C-3端子間に補機バッテリ電圧を印加したとき
    1Ω未満
  2. インテグレーションリレーを取り付ける。

NG
インテグレーション リレー NO.2交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  
DTC P2532-772 IG信号論理矛盾2 トヨタ

HOME

自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…

自動車修理事例