スバル WRX STI S4 XV HYBRID フォレスター クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ DTC P2440 2次エアシステム開固着(バンク1) インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ
DTC P2440 2次エアシステム開固着(バンク1)
DTCの検知条件:
2回の連続したドライブサイクルで不具合が発生すると検出する
注意:
故障部品を修理または交換後、クリアメモリーモード と点検モード を実行すること
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.2次エアコンビバルブヒューズの点検2次エアコンビバルブヒューズ (10 A) が切れていないか点検する | ヒューズは切れているか? | | |
2.ヒューズボックスと2次エアコンビバルブ間のハーネスの点検1) 2次エアコンビバルブヒューズ (10 A) をヒューズボックスから取外す 2) 2次エアコンビバルブ(LHおよびRH)からコネクターを切離す 3) 2次エアコンビバルブヒューズおよび2次エアコンビバルブコネクターとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(F9) No. 5 — ボディアース:(E41) No. 6 — ボディアース:(E40) No. 2 — ボディアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | ヒューズを新品に交換し、2次エアコンビバルブコネクターを接続する | ヒューズボックスと2次エアコンビバルブ(LHおよびRH)間のハーネスのアースショートを修理する |
3.2次エアコンビバルブの作動点検1) テストモードコネクターを接続する 2) イグニッションスイッチをONにする 3) スバルセレクトモニターを使用して、2次エアコンビバルブの作動点検を行う 参考:詳しい作業手順については、「強制バルブ作動チェックモード」を参照する | 2次エアコンビバルブはONとOFFを繰返すか? | | |
4.2次エアポンプと2次エアコンビバルブ間のダクトの点検2次エアポンプと2次エアコンビバルブ間のダクトを点検する | ダクトに損傷、詰まりまたは外れはあるか? | ダクトを交換、清掃または接続する | |
5.2次エアコンビバルブとシリンダーヘッド間のパイプの点検2次エアコンビバルブとシリンダーヘッド間のパイプを点検する | パイプに損傷、詰まりまたは外れはあるか? | パイプを交換、清掃または接続する | エンジン警告灯が点灯しても、この時点では回路は通常の状態に戻っている 不具合を再現させてから、再度診断を行う 参考:この場合、一時的なコネクターの接触不良が考えられる |
6.2次エアコンビバルブへの電源供給の点検1) 2次エアコンビバルブ(LHおよびRH)からコネクターを切離す 2) ステップ3の状態で、2次エアコンビバルブとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(E41) No. 6 (+) — ボディアース (−):(E40) No. 2 (+) — ボディアース (−): | 電圧は10 Vと0 Vを繰返すか? | 2次エアコンビバルブを交換する | |
7.2次エアコンビバルブとボディアース間のハーネスの点検2次エアコンビバルブコネクターとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(E41) No. 4 — ボディアース:(E40) No. 1 — ボディアース: | 抵抗は5 Ω未満か? | | 2次エアコンビバルブとボディアース間のハーネスの断線を修理する |
8.2次エアコンビバルブリレーと2次エアコンビバルブコネクター間のハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) 2次エアコンビバルブリレーをリレーボックスから取外す 3) 2次エアコンビバルブリレーと2次エアコンビバルブコネクター間のハーネスの抵抗を測定する コネクター&端子(F9) No. 3 — (E41) No. 6:(F9) No. 3 — (E40) No. 2: | 抵抗は1 Ω未満か? | | 2次エアコンビバルブリレーと2次エアコンビバルブコネクター間のハーネスの断線を修理する |
9.2次エアコンビバルブリレーの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) バッテリーを2次エアコンビバルブリレーの端子No. 1とNo. 2に接続する 3) 2次エアコンビバルブリレー間の抵抗を測定する 端子No. 3 — No. 4: | 抵抗は1 Ω未満か? | | 2次エアコンビバルブリレーを交換する |
10.2次エアコンビバルブリレーの点検バッテリーを接続しない状態で2次エアコンビバルブリレー間の抵抗を測定する 端子No. 3 — No. 4: | 抵抗は1 MΩ以上か? | | 2次エアコンビバルブリレーを交換する |
11.2次エアコンビバルブリレー電源の点検1) イグニッションスイッチをONにする 2) 2次エアコンビバルブリレーコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(F9) No. 4 (+) — ボディアース (−):(F9) No. 1 (+) — ボディアース (−): | 電圧は10 V以上か? | | 電源供給回路の断線またはアースショートを修理する |
12.ECUと2次エアコンビバルブリレーコネクター間のハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ECUのコネクターを切離す 3) ECUと2次エアコンビバルブリレーコネクター間のハーネスの抵抗を測定する コネクター&端子(B136) No. 30 — (F9) No. 2: | 抵抗は1 Ω未満か? | | ECUと2次エアポンプリレーコネクター間のハーネスの断線を修理する |
13.ECUと2次エアコンビバルブリレーコネクター間のハーネスの点検2次エアコンビバルブリレーコネクターとボディアース間の抵抗を測定する コネクター&端子(F9) No. 2 — ボディアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | ECUコネクターの接触不良を修理する 不具合がある場合、ECUを交換する | ECUと2次エアポンプリレーコネクター間のハーネスのアースショートを修理する |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(NIS…