インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ XV HYBRID フォレスター
DTC 62 シートベルトプリテンショナーLH故障
DTCの検知条件:
• シートベルトプリテンショナー (LH) 回路の断線、ショート、アースへのショート
• エアバッグコントロールユニットの不良
• プリテンショナーの不良
• プリテンショナーハーネスの不良
注意:
• エアバッグシステムを診断するときは、イグニッションスイッチを必ずOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上経過してから整備を始めること。
• エアバッグモジュール、シートベルトプリテンショナー、ロールコネクター、コントロールユニットおよびセンサーを交換するときは、各部品を再接続して警告灯が正常に作動することを確認すること。
• エアバッグメインハーネスを点検するときは、安全のため運転席および助手席のエアバッグモジュールコネクターを切離すこと。
• エアバッグリヤハーネスを点検するときは、安全のためサイドエアバッグモジュールコネクター、カーテンエアバッグモジュールコネクターおよびシートベルトプリテンショナーコネクターを切離すこと。
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.コネクターの接触不良の点検エアバッグコントロールユニットとシートベルトプリテンショナーLH間のコネクターに接触不良があるか点検する。 | 接触不良があるか? | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 | |
2.シートベルトプリテンショナーの点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ。2) シートベルトプリテンショナー (LH) からコネクター (AB21) を切離す。3) テストハーネスNのコネクター (1N) をコネクター (AB21) に接続する。4) エアバッグレジスターをテストハーネスNのコネクター (2N) に接続する。5) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする。 | エアバッグ警告灯は6秒間点灯し、その後消灯するか? | シートベルトプリテンショナー (LH) を交換する。 | |
3.エアバッグリヤハーネス(プリテンショナーハーネスLH)の点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ。2) テストハーネスからエアバッグレジスターを切離す。3) サイドエアバッグモジュール (LH) からコネクター (AB19) を切離す。4) カーテンエアバッグモジュール (LH) からコネクター (AB31) を切離す。5) エアバッグコントロールユニットからコネクター (AB17) および (AB18) を切離す。6) テストハーネスUのコネクター (1U) をコネクター (AB17) に接続する。7) テストハーネスUのコネクター (3U) とテストハーネスNのコネクター (2N) 間の抵抗を測定する。コネクター&端子(3U) No. 13 — (2N) No. 2:(3U) No. 11 — (2N) No. 1: | 抵抗は10 Ω未満か? | | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 |
4.エアバッグリヤハーネス(プリテンショナーハーネスLH)の点検テストハーネスUのコネクター (3U) の端子間抵抗を測定する。コネクター&端子(3U) No. 11 — (3U) No. 13: | 抵抗は1 MΩ以上か? | | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 |
5.エアバッグリヤハーネス(プリテンショナーハーネスLH)の点検テストハーネスUのコネクター (3U) とボディアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子(3U) No. 11 — ボディアース:(3U) No. 13 — ボディアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 |
6.エアバッグコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを接続する。2) メモリーを消去する。3) 点検モードを実施する。4) DTCを読取る。 | 同じDTCが表示されるか? | エアバッグコントロールユニットを交換する。 | |
7.画面にその他のDTCがないか点検 | その他のDTCが表示されるか? | 「ダイアグコード(DTC)一覧表」を使用して、DTCを点検する。 | 診断を終了する。 |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…