DTC P0A38-257 モータ温度センサNo.2系統(Low) P0A39-259

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DTC P0A37-260の回路説明

参照。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P0A38257ジェネレータ温度センサの短絡またはGNDショートワイヤハーネスおよびコネクター
パワーマネジメントコントロールコンピュータ
ハイブリッドビークルトランスアクスルASSY(ジェネレータ温度センサ)
P0A39259ジェネレータ温度センサの断線または+B回り込み

□ 参 考 □DTC P0A38-257、P0A39-259の出力を確認後、SST(TaSCAN)を使用して、HVシステムのECUデータモニター“モータ温度No.2”を確認する。

温度表示不具合
-40°C断線または+B電源回り込み
215°C短絡またはGNDショート

回路図

A159825J12

点検手順

手順1コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター)
  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態を点検する。
    基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない

NG
確実に接続する
OK

手順2TaSCANデータ読み取り(モータ温度No.2)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ECUデータモニター / モータ温度No.2
  4. ECUデータモニターを読み取る。
    結果飛び先
    結果
    -40°C
    A
    215°C
    B
    実温と同じ
    C
  5. IG OFFにする。

B
手順 5 へ

C
常時発生しない問題の点検 (要領は  参照)
A

手順3TaSCANデータ読み取り(ワイヤハーネス断線点検)

SST09843-18040  
09991-70201  

  1. ジェネレータ温度センサのコネクターを切り離す。
    イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータ温度センサコネクター
  1. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、ジェネレータ温度センサの車両側コネクター4(GMT) - 8(GMTG)端子間を短絡する。
  2. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  3. IG ONにする。
  4. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ECUデータモニター / モータ温度No.2
  5. ECUデータモニターを読み取る。
    結果項目名
    [記号]
    点検条件
    基準値
    モータ温度No.2
    [TMO2]
    4(GMT) - 8(GMTG)端子間を短絡
    IG ON
    215°C
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (ジェネレータ温度センサ接続コネクター)
    □ 参 考 □ジェネレータ温度センサは単体では補給が無い。交換する場合はハイブリッドビークルトランスアクスルASSYを交換する。
  6. IG OFFにする。
  7. ジェネレータ温度センサのコネクターを接続する。

NG
手順 4 へ
OK
ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY交換 (要領は  参照)  

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ジェネレータ温度センサ)

SST09843-18040  
09991-70201  

  1. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターA26(GMT) - A27(GMTG)端子間を短絡する。
  2. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  3. IG ONにする。
  4. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ECUデータモニター / モータ温度No.2
  5. ECUデータモニターを読み取る。
    結果項目名
    [記号]
    点検条件
    基準値
    モータ温度No.2
    [TMO2]
    A26(GMT) - A27(GMTG)端子間を短絡
    IG ON
    215°C
    イラスト内指示文字 *1
    コネクター接続状態
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ)
  6. IG OFFにする。

NG
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)
OK
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 

手順5TaSCANデータ読み取り(ワイヤハーネス短絡点検)

SST09991-70201  

  1. ジェネレータ温度センサのコネクターを切り離す。
  2. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  3. IG ONにする。
  4. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ECUデータモニター / モータ温度No.2
  5. ECUデータモニターを読み取る。
    結果項目名
    [記号]
    点検条件
    基準値
    モータ温度No.2
    [TMO2]
    IG ON
    -40°C
    □ 参 考 □ジェネレータ温度センサは単体では補給が無い。交換する場合はハイブリッドビークルトランスアクスルASSYを交換する。イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータ温度センサコネクター
  6. IG OFFにする。

NG
手順 6 へ
OK
ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY交換 (要領は  参照)  

手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ジェネレータ温度センサ)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. ジェネレータ温度センサのコネクターを切り離す。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    抵抗値(断線)点検端子
    点検条件
    基準値
    4(GMT) - A26(GMT)
    IG OFF
    1 Ω未満
    8(GMTG) - A27(GMTG)
    IG OFF
    1 Ω未満
    抵抗値(短絡)点検端子
    点検条件
    基準値
    4(GMT)またはA26(GMT) - ボデーアースおよび他の端子間
    IG OFF
    10 kΩ以上
    8(GMTG)またはA27(GMTG) - ボデーアースおよび他の端子間
    IG OFF
    10 kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (ジェネレータ温度センサ接続コネクター)
    *2
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
  3. ジェネレータ温度センサのコネクターを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  
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