DTC B2282 車速信号異常 ヤリスクロス プリウス PHV

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このDTCは、コンビネーションメータASSYから送信される実線(じか線)での車速信号と多重通信線(CAN)での車速信号に不整合が検出された場合に出力される

□ 参 考 □

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータは、新品のECUに交換して補機バッテリーのマイナスターミナルを接続したとき、IG ON状態になる また、補機バッテリー脱着時は、補機バッテリーを取りはずしたときの電源状態になる
  2. 補機バッテリー脱着後、初回のREADY ON操作でREADY ONしない場合でも、2回目以降のREADY ON操作では正常に作動する
ダイアグコード検出条件不具合箇所
B2282コンビネーションメータASSYから送信される実線(じか線)での車速信号と多重通信線(CAN)での車速信号が不整合AM2ヒューズ
メータ & ゲージシステム
パワーマネジメントコントロールコンピュータ
J/B No.3
ワイヤハーネスまたはコネクター

回路図

点検手順

■ 注 意 ■

  1. IG OFFでSST(診断機)を使用するときは、SST(診断機)と車両の通信が開始されるまで、いずれかのドアカーテシランプスイッチのON/OFF(ON/OFFの間隔は1.5秒以内)を繰り返す
  2. スマートエントリー&スタートシステム(スタート機能)は、多重通信を使用している機能がある まず始めに“トラブルシュートの進め方”に従い、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める
  3. トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること

□ 参 考 □パワーマネジメントコントロールコンピュータを交換したときは、イモビライザーの資料編登録作業要領を参照する

手順1診断機データ読み取り(コンビネーションメータASSY)

SST09991-70201  

  1. SST(診断機)を使用して、画面表示に従って“ECUデータモニター”画面を表示させ、コンピュータデータを点検する
    □ 参 考 □スピードメータテスターを使用して、車両の実車速とECUデータモニターの標準値を点検する
    [システム選択画面:ボデー→メータ→ECUデータモニター] 項目名
    [記号]
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    車速
    [SPD]
    車速入力値
    表示範囲:0 to 255[km/h]
    0 to 255[km/h]
    (実車速とほぼ同じ)
    スピードメーター指示誤差を確認
    走行中
    基準データモニターの値が実車速とほぼ同じであること

NG
メーター&ゲージシステムへ(点検フローチャート“スピードメーター作動不良”) (要領は  参照)
OK

手順2診断機データ読み取り(パワーマネジメントコントロール コンピュータ)

SST09991-70201  

  1. SST(診断機)を使用して、画面表示に従って“ECUデータモニター”画面を表示させ、コンピュータデータを点検する

    [システム選択画面:ボデー→電源→ECUデータモニター] 項目名
    [記号]
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    走行状態
    [SPDC]
    車両の走行/ 停車状態
    表示範囲: 走行/ 停車
    走行: 走行中(5km/h 以上)
    停車: 停車中
    -

NG
手順 3 へ
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  

手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(電源)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCおよびDを切り離す
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ワイヤハーネス側コネクターの端子とボデーアース間の電圧値を点検する
    電圧値点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    D7(AM21) - ボデーアース
    常時
    9.5 to 16 V
    C1(AM22) - ボデーアース

NG
端子上流のヒューズ、ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(GND)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ワイヤハーネス側コネクターの端子とボデーアース間の抵抗値を点検する
    抵抗値点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    C5(E01) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    D5(E02) - ボデーアース
    C6(E1) - ボデーアース
    D4(E12) - ボデーアース

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - コンビネーションメータ)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す
  2. コンビネーションメータASSYのコネクターAを切り離す
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、端子間の抵抗値を点検する
    抵抗値点検端子(端子記号)
    パワーマネジメントECU - メータ
    点検条件
    基準値
    C14(SPDI) - A7(+S)
    常時
    1Ω未満
  4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ワイヤハーネス側コネクターの端子とボデーアース間の抵抗値を点検する
    抵抗値点検端子(端子記号)
    パワーマネジメントECUまたはメータ - ボデーアース
    点検条件
    基準値
    C14(SPDI)またはA7(+S) - ボデーアース
    常時
    10kΩ以上

NG
手順 7 へ
OK

手順6コンビネーションメータASSY点検

SST09991-70201  

  1. 波形点検
    1. SST(診断機)を使用して、コネクター各端子間の波形を点検する
      ■ 注 意 ■コネクターを接続した状態で、コネクター裏側から点検する □ 参 考 □SST(診断機)の各レンジを表のように設定する 項目
      内容
      点検端子
      A7(+S) - ボデーアース
      計器セット
      5 V/DIV、20 ms/DIV
      点検条件
      車速20 km/hで走行
      基準図のような波形が出力される
      □ 参 考 □車速が上がるほど、周期が短くなる イラスト内指示文字 *1
      コネクター接続状態
      (コンビネーションメータASSY)

NG
メーター&ゲージシステムへ(点検フローチャート“車速信号回路”) (要領は  参照)
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  

手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(コンビネーションメータASSY - J/B No.3)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. J/B NO.3のコネクターを切り離す
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コネクター各端子間の抵抗値を測定する
    抵抗値点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    A7(+S) - 47(SPD)
    常時
    1 Ω未満
    A7(+S) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
  3. 点検結果を基に次の飛び先に進む
    結果結果
    飛び先
    基準値が正常
    A
    基準値が異常
    (HDDナビゲーションシステム装着車、オーディオ&ビジュアルシステム非装着車)
    B
    基準値が異常
    (オーディオ&ビジュアルシステム装着車)
    C

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - J/B No.3)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. パワーマネージメントコンピュータのコネクターCを切り離す
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コネクター各端子間の抵抗値を測定する
    抵抗値J/B NO.3 - パワーマネージメントコンピュータ間 点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    3A-9 - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
J/B No.3交換 
DTC B2282 車速信号異常 トヨタ

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