タイムラグテスト ラパン LC HE33S ランディ ZWR95 SC27
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タイムラグテスト
Nレンジ→Dレンジ及びNレンジ→Rレンジでのタイムラグを点検する。
注意:
- このテストは、1度測定したらNレンジに戻してから1分以上経過した後に次の測定を行なうこと。
参考:
- 十分暖機された状態で測定を行なうこと。
- 測定は各3回以上行ない、その平均値をとること。
タイムラグ
測定条件 基準値
Nレンジ→Dレンジ 1.0sec以内
Nレンジ→Rレンジ 1.4sec以内
判定基準
測 定 結 果 推 定 原 因
Nレンジ→Dレンジのタイムラグが基準値より大きい ロークラッチ滑り
ローワンウェイクラッチ滑り
上記クラッチピストンオイルシール破損
ライン圧が低い
Nレンジ→Rレンジのタイムラグが基準値より大きい ロー&リバースブレーキ滑り
リバースクラッチ滑り
上記ブレーキ、クラッチピストンオイルシール破損
ライン圧が低い
タイムラグテスト
Nレンジ→Dレンジ及びNレンジ→Rレンジでのタイムラグを点検する。
注意:
- このテストは、1度測定したらNレンジに戻してから1分以上経過した後に次の測定を行なうこと。
参考:
- 十分暖機された状態で測定を行なうこと。
- 測定は各3回以上行ない、その平均値をとること。
タイムラグ
測定条件 基準値
Nレンジ→Dレンジ 1.0sec以内
Nレンジ→Rレンジ 1.4sec以内
判定基準
測 定 結 果 推 定 原 因
Nレンジ→Dレンジのタイムラグが基準値より大きい ロークラッチ滑り
ローワンウェイクラッチ滑り
上記クラッチピストンオイルシール破損
ライン圧が低い
Nレンジ→Rレンジのタイムラグが基準値より大きい ロー&リバースブレーキ滑り
リバースクラッチ滑り
上記ブレーキ、クラッチピストンオイルシール破損
ライン圧が低い
ライン圧テスト
アイドリング及びストール状態でのライン圧を点検する。
注意:
- ストール回転でのテストは5秒以上持続しないこと。
- 1度テストを行なったら30秒以上アイドリングで冷却すること。
参考:
- 油圧ゲージ取付後はオイル漏れの無いことを確認すること。
ライン圧テスト終了後、プラグにシールテープを巻き、油圧点検孔に取り付け、規定のトルクで締め付ける。
特殊工具
A : 09925–37811–001 (ATフルードプレッシャゲージセット)
締付トルク
: 7.4 N·m
走行テスト
1)ATフルードの量と性状を点検する。
2)運転席足元付近にあるSDLコネクタにS-DM2000を接続する。
3)実際に走行して、S-DM2000の動作状況表示によりパラメータ「車速」、「スロットル開度」、「ギヤポジション」、「ロックアップソレノイドデューティ比」を確認し、各スロットル開度での変速点及びスリップ/ロックアップ点を点検する。
警告:
- 走行テストを行なう時は、周囲の交通状況に十分注意して安全を心掛けること。
- 点検は2人組で行うこと。
注意:
- S-DM2000の操作方法は、カートリッジ取扱説明書共通編を参照のこと。
- 走行テストは、不具合現象の的確な判断と整備終了後にチェックのために行う。同時にシフトショックや異音が発生していないか確認する。
- S-DM2000の動作状況表示によるパラメータ「ギヤポジション」はコントローラからの指令値であるため、変速系統に異常がある場合、実際のギヤポジションと一致しないことがあるので注意すること。
変速点
NA-VVT 2WD車
スロットル開度 ギヤポジション 車速(km/h)
0〜20% 1速→2速 9〜12
2速→3速 17〜25
3速→4速 37〜46
4速→3速 22〜32
3速→2速 5〜14
2速→1速 5〜11
40〜60% 1速→2速 20〜29
2速→3速 38〜58
3速→4速 62〜82
4速→3速 43〜61
3速→2速 21〜40
2速→1速 5〜12
80〜100% 1速→2速 33〜38
2速→3速 68〜73
3速→4速 111〜113
4速→3速 88〜101
3速→2速 55〜65
2速→1速 17〜31
NA-VVT 4WD車
スロットル開度 ギヤポジション 車速(km/h)
0〜20% 1速→2速 9〜12
2速→3速 17〜25
3速→4速 37〜46
4速→3速 22〜32
3速→2速 5〜14
2速→1速 5〜11
40〜60% 1速→2速 20〜29
2速→3速 38〜58
3速→4速 62〜93
4速→3速 43〜61
3速→2速 21〜40
2速→1速 5〜12
80〜100% 1速→2速 33〜38
2速→3速 68〜74
3速→4速 116〜118
4速→3速 88〜105
3速→2速 55〜65
2速→1速 17〜31
Mターボ車(Dレンジ)
スロットル開度 ギヤポジション 車速(km/h)
0〜20% 1速→2速 13〜18
2速→3速 23〜31
3速→4速 49〜56
4速→3速 28〜42
3速→2速 12〜19
2速→1速 10〜15
45〜55% 1速→2速 27〜32
2速→3速 51〜58
3速→4速 74〜82
4速→3速 55〜63
3速→2速 37〜44
2速→1速 10〜15
80〜100% 1速→2速 38〜41
2速→3速 76〜83
3速→4速 126〜130
4速→3速 95〜123
3速→2速 62〜74
2速→1速 24〜34
Mターボ車(マニュアルモード)
スロットル開度 ギヤポジション 車速(km/h) 備考
(0〜100%) 1速→2速 12〜41 ※1
※2
※3
2速→3速 12〜83
3速→4速 28〜128
4速→3速 28〜128 ※4
※5
※6
3速→2速 12〜83
2速→1速 12〜38
補足
- ※1:1速走行時、車速15〜41km/hでスロットル開度を0%にした場合、自動的に1速→2速シフトアップを行う。
- ※2:1、2、3速走行時、表記の車速以上で自動的にシフトアップを行う。
- ※3:1、2、3速走行時、表記の車速未満ではセレクトレバー操作によるシフトアップが禁止(キャンセル)される。
- ※4:1速走行時、車速15〜41km/hでスロットル開度を0%にし自動的に1速→2速シフトアップした場合、車速12〜38km/hでスロットル開度再オープン(踏み込み)すると自動的に2速→1速シフトダウンを行う。
- ※5:2、3、4速走行時、表記の車速未満で自動的にシフトダウンを行う。
- ※6:2、3、4速走行時、表記の車速以上ではセレクトレバー操作によるシフトダウンが禁止(キャンセル)される。
ロックアップ点
NA-VVT 4WD車
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
10〜25% 3速 59〜61 53〜56
4速 59〜61 53〜56
50% 3速 64〜66 53〜56
4速 75〜77 59〜64
ロックアップソレノイド
デューティ比 95%(ON) 5%(OFF)
Mターボ車(Dレンジ)
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
10〜25% 3速 − −
4速 80〜86 76〜80
50% 3速 − −
4速 108〜110 90〜94
75〜100% 3速 98〜102 93〜97
4速 126〜130 121〜125
ロックアップソレノイド
デューティ比 95%(ON) 5%(OFF)
Mターボ車(マニュアルモード)
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
4%以下 3速 − 77〜79
4速
8%以上 3速 79〜81 −
4速
ロックアップソレノイド
デューティ比 95%(ON) 5%(OFF)
スリップロックアップ点
NA-VVT 4WD車
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
0〜20% 3速 28〜32 23〜26
4速 37〜46 32〜40
ロックアップソレノイド
デューティ比 デューティ出力(ON) 5%(OFF)
Mターボ車(Dレンジ)
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
0〜20% 3速 28〜37 24〜32
4速 47〜60 34〜50
ロックアップソレノイド
デューティ比 デューティ出力(ON) 5%(OFF)
Mターボ車(マニュアルモード)
スロットル開度 ギヤ
ポジション 車速(km/h)
0% 3速 79〜81 77〜79
4速
ロックアップソレノイド
デューティ比 デューティ出力(ON) 5%(OFF)
Pレンジテスト
1)車両を坂路(約5°程度)に登坂状態で停止し、Pレンジにセレクトする。パーキングブレーキをリリースして車両が動かないことを確認する。
2)上記の状態でセレクトレバーをPレンジから他のレンジにセレクトした時に車両が動くことを確認する。
3)降坂状態でも同じ要領で確認する。

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