フロントホイールアライメント点検 スイフトスポーツ ZC33S

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フロントホイールアライメント点検
作業上の注意
フロントホイールアライメントの点検、調整を行う前に、下記の項目を点検する。

  • タイヤの空気圧は規定値通りかicon
  • タイヤが異常摩耗していないか
  • ホイールベアリング、スタビライザバー及びステアリングタイロッドエンドにがたはないか
  • コイルスプリング及びストラットアッシ等、サスペンションにへたり及び改造がないか
  • ホイールバランスはとれているか
  • 車両内に積荷が残っていないか

トーイン、キャンバ、キャスタ及びキングピン傾斜角の点検

  • 車体を上下に数回ゆさぶり、サスペンションを落着かせる。
  • リフトアップした場合は車体を前後に動かし、サスペンションを落着かせる。
  • ホイールアライメントテスタ等を使用して、トーイン、キャンバ及びキャスタが規定の範囲にあるか点検する。

ホイールアライメント基準値
13インチホイール仕様 14インチホイール仕様
2WD 4WD 2WD 4WD
トーイン(mm) 0±1 ← 1±1 ←
キャンバ 0°00′±1°00′ 0°15′±1°00′ 0°00′±1°00′ 0°15′±1°00′
キャスタ 4°00′±2°00′ 3°55′±2°00′ 4°00′±2°00′ 3°55′±2°00′
キングピン傾斜角 12°10′±2°00′ 11°50′±2°00′ 12°10′±2°00′ 11°50′±2°00′

サイドスリップの点検
タイヤの異常摩耗及びステアリングホイールの振れなどの不具合が認められない場合は、サイドスリップテスタを使用して点検してもよい。
サイドスリップ基準値
13インチホイール仕様 IN2〜OUT1mm/m
14インチホイール仕様 IN3〜OUT0mm/m

フロントホイールアライメント調整

トーインの調整

1)左右のタイロッドエンドのロックナットを緩める。

2)左右のステアリングタイロッドの長さ“A”を同じ長さだけ変え、トーインを基準値に合わせる。

トーイン基準値

13インチホイール仕様0±1mm
14インチホイール仕様1±1mm

参考:

• 左右のステアリングタイロッドは必ず同じ長さになるように調整すること。

3)調整後、規定トルクでロックナットを締め付ける。

締付トルク

: 45 N·m

ホイール切れ角の点検

参考:

• ステアリングタイロッド又はタイロッドエンドを交換したときは、ホイール切れ角の点検を行うこと。

フロントホイールをターニングラジアスゲージに乗せて、ステアリングホイールを左右いっぱいに切ったときの、回転角度を測定し、規定の範囲にあるか点検する。

注意:

• ステアリングホイールを左右いっぱいに切ったとき、フロントタイヤが他の部分に接触していないか併せて点検すること。

ホイール切れ角基準値

13インチホイール仕様内側45°00’±2°00’
外側(参考)38°00’
14インチホイール仕様内側41°00’±2°00’
外側(参考)35°00’

参考:

サイドスリップは1名乗車時の値

フロントホイールアライメント点検
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