DTC   B1807   助手席エアバッグ点火回路(アース短絡) タント ムーヴ

ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス アトレーワゴン

助手席エアバッグ点火回路は、エアバッグコンピュータASSYおよびインストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYで構成されている。作動条件が満たされたとき、インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYが作動する。

助手席エアバッグ点火回路(AP+、AP-ライン)にアース短絡が検出されたとき、エアバッグコンピュータASSYにダイアグコードB1807が記録される。

DTC No.DTC検出項目不具合箇所
B1807エアバッグコンピュータASSY-インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY間W/HのAP+、AP-ラインのアース短絡
インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYの故障
エアバッグコンピュータASSYの故障
インストルメントパネルワイヤ
インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY
エアバッグコンピュータASSY

回路図

点検手順

■ 注 意 ■IG OFF後、バッテリターミナルを切り離す前に待ち時間が発生する場合がある。このため作業前にバッテリ端子切り離し時の注意事項を確認する。(要領は参照)
□ 参 考 □再現手法を実施する場合、GTSを使用してチェックモードを選択してから行う。(要領は参照)

手順1コネクタ点検
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
    □ 参 考 □バッテリのマイナスターミナルを切り離す前に、IG OFFになっていることを確認する。
  2. エアバッグコンピュータASSYとインストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYに接続されているコネクタの接続状態を点検する。
    基準コネクタが正しく接続されていること
  3. エアバッグコンピュータASSYとインストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYに接続されているコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。
    基準端子に変形または損傷がないこと
  4. インストルメントパネルワイヤのターミナルショート機構付きコネクタのショートスプリングプレートの状態を点検する。
    基準ショートスプリングプレートに変形または損傷がないこと

NG
インストルメントパネル ワイヤ交換
OK

手順2インストルメントパネル ワイヤ点検
  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B16-1(P+) - ボデーアース
    常時
    1 MΩ以上
    B16-2(P-) - ボデーアース
    常時
    1 MΩ以上

    イラスト内指示文字 *A
    SRSサイドエアバッグなし
    *B
    SRSサイドエアバッグあり
    *1
    インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY
    *2
    エアバッグコンピュータASSY
    *3
    インストルメントパネルワイヤ
    -
    -
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクタ前側
    (インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY接続コネクタ)
    -
    -

NG
インストルメントパネル ワイヤ交換
OK

手順3ダイアグコード消去
  1. エアバッグコンピュータASSYにコネクタを接続する。
  2. ワイヤハーネス(線径0.5mm)を使用して、コネクタCのP+、P-端子間を短絡する。
    ■ 注 意 ■コネクタを短絡する際、ワイヤハーネスを無理に差し込まない。
  3. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにして60秒間待機する。
  4. GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)

    イラスト内指示文字 *A
    SRSサイドエアバッグなし
    *B
    SRSサイドエアバッグあり
    *1
    インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY
    *2
    エアバッグコンピュータASSY
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクタ前側
    (インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY接続コネクタ)
    *b
    ワイヤハーネス(線径0.5mm)

    芯線部をねじる
    -
    -
次へ

手順4ダイアグコード点検
  1. IG OFFにする。
  2. IG ONにして60秒間待機する。
  3. GTSを使用して、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
    基準ダイアグコードB1807が出力されないこと
  4. IG OFFにする。
  5. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
  6. コネクタCのP+、P-端子間の短絡を解除する。

NG
エアバッグ コンピュータASSY交換 (要領は  参照)
OK

手順5ダイアグコード消去
  1. インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSYにコネクタを接続する。
  2. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにして60秒間待機する。
  3. GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
    イラスト内指示文字 *A
    SRSサイドエアバッグなし
    *B
    SRSサイドエアバッグあり
    *1
    インストルメントパネルパッセンジャエアバッグASSY
    *2
    エアバッグコンピュータASSY
次へ

手順6ダイアグコード点検
  1. IG OFFにする。
  2. IG ONにして60秒間待機する。
  3. GTSを使用して、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
    基準ダイアグコードB1807が出力されないこと

NG
インストルメントパネル パッセンジャ エアバッグASSY交換 (要領は  参照)
OK
再現手法を実施 (要領は  参照)  
DTC   B1807   助手席エアバッグ点火回路(アース短絡)

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