DTC P2226/32 大気圧センサ信号系統タント ムーヴ アトレーワゴン
DTC P2226/32 大気圧センサ信号系統ハイゼットトラック ミライ一ス
回路説明
大気圧センサは、トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)に内蔵され、大気圧の変化に伴う吸入空気密度の変化を検出し、噴射量の補正に利用している。大気圧センサの異常またはトランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)の内部異常により信号が受信できない場合にダイアグコードを記憶する。
ダイアグコード | P2226/32 | |
---|---|---|
DTC検出条件 | 診断条件 | 以下の条件が全て揃った時 IG ON CAN通信正常 |
異常状態 | CAN通信でトランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)より大気圧センサ異常信号を受信したとき | |
異常期間 | 約0.5秒以上 | |
トリップ数 | 1トリップ | |
検出方法 | 常時モニター | |
検出に使用するセンサ | フューエルインジェクションコンピュータ | |
不具合箇所 | トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ) |
点検手順
- トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)を交換する場合は、交換する前にスタータ作動回数を読み取っておく。(要領は参照)
- トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)を交換後、読み取ったスタータ作動回数を新しいトランスミッションコントロールコンピュータASSYに入力する。(要領は参照)
- トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)を交換した場合は、エンジンストップアンドスタートコンピュータの初期学習を行う。(要領は参照)
- トランスミッションコントロールコンピュータASSY(エンジンストップアンドスタートコンピュータ)を交換した場合は、CVTシステムの初期学習を行う。(要領は参照)
□ 参 考 □GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。
手順1 | ダイアグコード読み取り |
- DLC3にGTSを接続する。
- IG ONにする。
- GTSをONにする。
- GTSの画面表示に従い、ダイアグコードを確認する。
結果 結果
飛び先
P2226/32が出力される
A
P2226/32以外にも、ダイアグコードが出力される
B
□ 参 考 □ダイアグコードP2226/32以外のダイアグコードが出力された場合は、そのダイアグコードを先にトラブルシュートすること。
B ![]() | 関連するダイアグコードチャートへ |
A | |
![]() | |
トランスミッションコントロール コンピュータASSY交換 (要領は 参照) |

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