DTC C1245/31 Gセンサ出力異常 タント ムーヴ アトレーワゴン

DTC C1245/31 Gセンサ出力異常 ハイゼットトラック ミライ一ス 

スキッドコントロールコンピュータは、内蔵されたGセンサに異常がある場合に、ダイアグノーシスコードを出力してフェイルセーフによりABS制御を禁止する

ダイアグコード検出条件不具合箇所
C1245/31+IG端子電圧が10 to 16Vで、車速30km/h以上から0km/hになるまでの間にGセンサ出力値の変動がない状態が継続
+IG端子電圧が10 to 16Vかつ車速30km/h以上で、Gセンサ出力値から算出した前後Gとスピードセンサから算出した前後Gの差がある場合
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)内のGセンサ故障
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)取り付け状態不良

点検手順

■ 注 意 ■スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)交換後は、テストモード点検を実施する (要領は参照)

手順1ブレーキ アクチュエータASSY取り付け状態確認
  1. ブレーキアクチュエータASSYの取り付け状態を確認し、取り付け部のガタ、変形および取り付けブラケットの変形がないことを確認する (要領は参照)

基準正常に取り付けられている


NG
ブレーキアクチュエータASSYを正しく取り付ける (要領は  参照)
OK

手順2GTSデータ読み取り(Gセンサ)
  1. GTSを使用して、画面表示に従ってECUデータ項目リストを表示させ る (要領は参照)

    [GTS画面: シャシ → ABS/VSC → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    前後Gセンサ出力
    前後Gを表す
    表示範囲: -18.327 to 18.392m/s2
    -
    加減速中: 発生Gに比例して変化
  2. 低速で走行し、強めに制動を行ったときのGセンサ出力値の変化を点検する
    基準車両の前後の傾きに比例して、出力値が変化する

NG
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は  参照)
OK

手順3ダイアグノーシスコード再確認
  1. GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は参照)
  2. 走行テストを行う
  3. ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は参照)
結果飛び先
正常A
Gセンサ出力異常のコード出力B

B
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は  参照)
A
不具合再現テスト実施 (要領は  参照)  
DTC   C1245/31   Gセンサ出力異常

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