ワイヤレスドアロックコントロール ダイアグコード点検/消去
ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス タント ムーヴ アトレーワゴン ワイヤレスドアロックコントロールシステム ダイアグコード点検/消去
ダイアグコード点検(GTSによる読み取り)
■ 注 意 ■キーフリーシステムのダイアグモード点検(各通信テスト)の結果異常が検出された場合、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)にダイアグコードが記憶されるため、ダイアグコードを確認する前に、必ずキーフリーシステムのダイアグモード点検(各通信テスト)を行う。
- GTSをDLC3に接続し、IG ONにする。
- GTSの画面表示に従って、[ボデー] → [KFS] → [ダイアグコード]画面を表示させ、ダイアグコード確認を行う。
□ 参 考 □- セキュリティインジケータランプが常時点灯している場合は、ワイヤハーネスのショート(かみ込みなど)またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)不良が考えられる。
- コード表示または正常表示もせず、セキュリティインジケータランプが点滅もしない場合は、DLC3コネクター - コンビネーションメータASSY間のECUT回路およびダイアグ通信線の断線またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)の不良が考えられる。
- ダイアグコード一覧にないコードを出力する場合は、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)不良が考えられる。
- ダイアグコード記憶消去(GTSによる消去)
- GTSをDLC3に接続し、IG ONにする。
- GTSの画面表示に従って、[ボデー] → [KFS] → [ダイアグコード] → [消去]を選択してダイアグコードを消去する。
■ 注 意 ■- 消去できない場合は、IG OFFの状態から再度実施する。
- ALLダイアグ表示画面で“消去”を選択、実行すると、すべてのシステムに記憶してあるダイアグコードが消去される。必要なダイアグコードについては記録しておく。
- ダイアグコード点検(DLC3短絡による読み取り)
■ 注 意 ■
- キーフリーシステムのダイアグモード点検(各通信テスト)の結果異常が検出された場合、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)にダイアグコードが記憶されるため、ダイアグコードを確認する前に、必ずキーフリーシステムのダイアグモード点検(各通信テスト)を行う。(See page)
- ダイアグコード確認の前にIG ONにして、セキュリティインジケータランプの消灯およびマルチインフォメーションディスプレイ表示が正常に表示されていることを確認する。
SST09843-18040
- 車両停止状態、IG OFFで、SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)をDLC3の4(E)と13(ECUT)に接続し、短絡する。
■ 注 意 ■接続位置を間違えると故障の原因になるため、作業前に接続位置を確認する。イラスト内指示文字 *1
DLC3 - IG ONにして、コンビネーションメータASSYのマルチインフォメーションディスプレイに表示されるダイアグコードまたは、セキュリティインジケータの点滅によるダイアグコード出力を確認する。
□ 参 考 □- コンビネーションメータASSYのマルチインフォメーションディスプレイにはキーフリーシステム関係のダイアグコードの他に、LIN通信システム、コンビネーションメータASSY、CAN通信システムのダイアグコードが表示される。
- 上位2桁にECUのIDを表示し、下位2桁にダイアグコードを表示する。上位2桁に“02”と表示されるコードは、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)の出力したダイアグコードである。
- *1:複数のコードが出力される場合は、コード番号の小さいものから順に出力される。
- *2:コードは2秒間表示される。
- *3:同じIDのコードを表示する場合は2秒間隔でDTCコードが小さいものから表示される。
- *4:異なるIDのコードを表示する場合は0.5秒間隔でDTCコードが小さいものから表示される。
- *5:全てのコードを小さい順から表示し、一周した場合、4秒の間隔をおいて一番小さいコードから表示される。
- ダイアグコード確認後、DLC3の13(ECUT)と4(E)端子間の短絡を開放する。
- ダイアグコード記憶消去(バッテリマイナス端子切り離しによる消去)
異常コード発生箇所を点検修理したときは、バッテリのマイナス端子を切り離すことで消去できる。記憶を消去した後は、再度ダイアグコードを出力して正常コードが出力されることを確認する。

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