ABS連続作動異常 タント ムーヴ アトレーワゴン ハイゼットトラック ミライ一ス
スピードセンサ先端、センサロータへの異物付着およびロータ歯欠けを検出した場合にこれらのダイアグノーシスコードを出力する
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)は、異物付着を各スピードセンサから入力される波形の異常により判断する
スピードセンサ回路のコネクターおよびワイヤハーネスの不具合により、このダイアグノーシスコードを検出する場合がある
車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のダイアグノーシスコードとスピードセンサ系統異常のダイアグノーシスコード(C0200/21、C0205/22、C0210/23およびC0215/24)が同時に出力している場合はスピードセンサ系統異常のトラブルシュートを先に行う
ダイアグコード 検出条件 不具合箇所 C1235/25 C1236/26 C1238/27 C1239/28 ソレノイド非駆動かつ車速15km/h以上で、車輪加速度の変動が51.2G以上になった後にスピードセンサの無パルス状態を7回検出 +IG端子電圧10 to 16V以上で、以下のすべてが成立し、非対象車輪速が15km/h以上のときに対象輪の無パルス状態が一定時間継続 ソレノイド非駆動 該当輪が断線異常を検出していない 該当輪が電源電圧異常を検出していない +IG端子電圧10 to 16V以上で、以下のすべてが成立し、ストップランプスイッチOFFで1輪が0km/hのときに他の3輪の速度差が2km/h未満の状態が継続 ソレノイド非駆動 車速10km/h以上 該当輪が断線異常を検出していない 該当輪が電源電圧異常を検出していない +IG端子電圧10 to 16V以上で、以下のすべてが成立し、車輪速変動値が51.2G以上の状態を5秒以内に75回検出 ソレノイド非駆動 該当輪が断線異常を検出していない 該当輪が電源電圧異常を検出していない +IG端子電圧10 to 16V以上で、以下のすべてが成立し、センサロータの鉄粉付着状態が15秒以上継続 車速10km/h以上 該当輪が断線異常を検出していない 該当輪が電源電圧異常を検出していない ABS作動が45秒以上継続 センサロータ異常(異物付着、歯欠け) スピードセンサへの異物付着 スピードセンサの断線またはショート ワイヤハーネスの断線またはショート コネクターの接圧不良、端子の変形、腐食 スピードセンサ回路の配線抵抗 スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)
回路図
回路図は および 参照
点検手順
■ 注 意 ■スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)交換後は、テストモード点検を実施する (要領は 参照)
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを確認する (要領は 参照) □ 参 考 □車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のダイアグノーシスコードとスピードセンサ系統異常のダイアグノーシスコード(C0200/21、C0205/22、C0210/23およびC0215/24)が同時に出力している場合はスピードセンサ系統異常のトラブルシュートを先に行う 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力(リヤ2WD) A 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力(フロント、リヤ4WD) B スピードセンサ系統異常のコードが同時に出力 C
コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検する 基準不具合がない
スピードセンサワイヤを取りはずす
コネクターケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する 基準変形および腐食がない
下表に従って抵抗を測定する 抵抗値RH 点検端子 点検条件 基準値 Q1-2(+) - QM1-1(+) 常時 1Ω未満 Q1-2(+) - QM1-2(-) 常時 10kΩ以上 Q1-2(+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 Q1-1(-) - QM1-2(-) 常時 1Ω未満 Q1-1(-) - QM1-1(+) 常時 10kΩ以上 Q1-1(-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 LH 点検端子 点検条件 基準値 R2-2(+) - RM1-1(+) 常時 1Ω未満 R2-2(+) - RM1-2(-) 常時 10kΩ以上 R2-2(+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 R2-1(-) - RM1-2(-) 常時 1Ω未満 R2-1(-) - RM1-1(+) 常時 10kΩ以上 R2-1(-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 イラスト内指示文字 *A RH *B LH *a スピードセンサワイヤ前側 *b 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (センサ側接続コネクター) *c 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (車両側接続コネクター)
手順3 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY - スピードセンサワイヤ)
コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検する 基準不具合がない
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA1を切り離す
コネクターケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する 基準変形および腐食がない
下表に従って抵抗を測定する 抵抗値RH 点検端子 点検条件 基準値 A1-17(RR+) - QM1-1(+) 常時 1Ω未満 A1-17(RR+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-16(RR-) - QM1-2(-) 常時 1Ω未満 A1-16(RR-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 LH 点検端子 点検条件 基準値 A1-5(RL+) - RM1-1(+) 常時 1Ω未満 A1-5(RL+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-4(RL-) - RM1-2(-) 常時 1Ω未満 A1-4(RL-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上
手順4 ブレーキ アクチュエータASSY点検(センサ電源出力)
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA1を接続する
下表に従って電圧を測定する 電圧値RH 点検端子 点検条件 基準値 QM1-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V LH 点検端子 点検条件 基準値 RM1-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V イラスト内指示文字 *a 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (スピードセンサワイヤ接続コネクター) *A RH *B LH
スピードセンサワイヤを取り付ける
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は 参照)
走行テストを行う
ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は 参照) 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力 A 正常 B
該当輪のセンサロータを交換する (要領は 参照) □ 参 考 □2WD車のリヤセンサロータはリヤアクスルハブ&ベアリングASSYに組み込まれている 2WD車のリヤセンサロータを交換する場合、リヤスピードセンサおよびリヤアクスルハブ&ベアリングASSYごと交換する ■ 注 意 ■センサロータ交換後は、テストモード点検のセンサチェックを行う (要領は 参照)
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は 参照)
走行テストを行う
ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は 参照) 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力 A 正常 B
手順8 スピードセンサおよびセンサロータ点検(異物付着および歯欠け)
該当輪のスピードセンサおよびセンサロータに異物や油脂の付着および破損がないことを点検する 基準異物や油脂の付着、破損がない ■ 注 意 ■
該当輪のスピードセンサに異物や油脂の付着がある場合は、該当輪のスピードセンサを清掃後、センサロータを点検する
該当輪のスピードセンサに破損がある場合は、該当輪のスピードセンサを交換する
NGスピードセンサおよびセンサロータ清掃または交換
コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検する 基準不具合がない
スピードセンサワイヤを取りはずす (リヤLHのみ)
コネクターケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する 基準変形および腐食がない
下表に従って抵抗を測定する 抵抗値LH 点検端子 点検条件 基準値 R1-2(+) - RM1-1(+) 常時 1Ω未満 R1-2(+) - RM1-2(-) 常時 10kΩ以上 R1-2(+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 R1-1(-) - RM1-2(-) 常時 1Ω未満 R1-1(-) - RM1-1(+) 常時 10kΩ以上 R1-1(-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 イラスト内指示文字 *a スピードセンサワイヤ前側 *b 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (センサ側接続コネクター) *c 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (車両側接続コネクター)
手順10 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY - スピードセンサまたはスピードセンサワイヤ)
コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検する 基準不具合がない
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA1を切り離す
スピードセンサのコネクターA23またはA24を切り離す (フロントのみ)
スピードセンサのコネクターM4を切り離す (リヤRHのみ)
コネクターケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する 基準変形および腐食がない
下表に従って抵抗を測定する 抵抗値フロントRH 点検端子 点検条件 基準値 A1-7(FR+) - A23-1(+) 常時 1Ω未満 A1-7(FR+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-6(FR-) - A23-2(-) 常時 1Ω未満 A1-6(FR-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 フロントLH 点検端子 点検条件 基準値 A1-19(FL+) - A24-1(+) 常時 1Ω未満 A1-19(FL+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-18(FL-) - A24-2(-) 常時 1Ω未満 A1-18(FL-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 リヤRH 点検端子 点検条件 基準値 A1-17(RR+) - M4-1(+) 常時 1Ω未満 A1-17(RR+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-16(RR-) - M4-2(-) 常時 1Ω未満 A1-16(RR-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 リヤLH 点検端子 点検条件 基準値 A1-5(RL+) - RM1-1(+) 常時 1Ω未満 A1-5(RL+) - ボデーアース 常時 10kΩ以上 A1-4(RL-) - RM1-2(-) 常時 1Ω未満 A1-4(RL-) - ボデーアース 常時 10kΩ以上
手順11 ブレーキ アクチュエータASSY点検(センサ電源出力)
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA1を接続する
下表に従って電圧を測定する 電圧値フロントRH 点検端子 点検条件 基準値 A23-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V フロントLH 点検端子 点検条件 基準値 A24-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V リヤRH 点検端子 点検条件 基準値 M4-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V リヤLH 点検端子 点検条件 基準値 RM1-1(+) - ボデーアース IG ON 5.7 to 14V イラスト内指示文字 *a 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (スピードセンサまたはスピードセンサワイヤ接続コネクター) *A フロントRH *B フロントLH *C リヤRH *D リヤLH
スピードセンサのコネクターA23またはA24を接続する (フロントのみ)
スピードセンサワイヤを取り付ける (リヤLHのみ)
スピードセンサのコネクターM4を接続する (リヤRHのみ)
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は 参照)
走行テストを行う
ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は 参照) 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力 A 正常 B
該当輪のスピードセンサを交換する (要領は または 参照) ■ 注 意 ■スピードセンサ交換後は、テストモード点検のセンサチェックを行う (要領は 参照)
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は 参照)
走行テストを行う
ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は 参照) 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力 A 正常 B
該当輪のセンサロータを交換する (要領は または 参照) □ 参 考 □フロントセンサロータはフロントアクスルハブベアリングの構成部品である フロントセンサロータを交換する場合、フロントアクスルハブベアリングごと交換する 4WD車のリヤセンサロータはリヤアクスルシャフトの構成部品である 4WD車のリヤセンサロータを交換する場合、リヤアクスルシャフトごと交換する ■ 注 意 ■センサロータ交換後は、テストモード点検のセンサチェックを行う (要領は 参照)
GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する (要領は 参照)
走行テストを行う
ダイアグノーシスコードを再確認する (要領は 参照) 結果 結果 飛び先 車輪速周期系異常/ABS連続作動異常のコード出力 A 正常 B