DTC P3107-213 通信異常(エアバッグ→HV) エスクァイア

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パワーマネジメントコントロールコンピュータ(HV機能)は、エアバッグコンピュータASSYからの衝突信号線の異常を検出し運転手へ警告する。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P3107213通信線のGNDショートワイヤハーネスおよびコネクター
エアバッグコンピュータASSY
パワーマネジメントコントロールコンピュータ

回路図

A206701J04

点検手順

手順1ダイアグコード読み取り(エアバッグ)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/ ボデー/エアバッグ/ダイアグコード
  4. エアバッグのダイアグコードが出力されているか確認する。
    結果結果
    飛び先
    エアバッグのダイアグコードが出力されない
    A
    エアバッグのダイアグコードが出力される
    B
  5. IG OFFにする。

B
関連するダイアグコードチャートへ (要領は  参照)
A

手順2エアバッグ コンピュータASSY点検(波形測定)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をオシロスコープ機能にセットし、エアバッグコンピュータASSYの各端子に接続する。
  1. READY ONにし、波形を測定する。
    項目
    内容
    測定端子
    A14(GSW2) - A25(E1)
    計器セット
    5V/DIV、500ms/DIV
    条件
    READY ON
    結果結果
    飛び先
    図の波形が測定できる
    A
    図の波形が測定できない
    B
    イラスト内指示文字 *1
    コネクター接続状態
    (エアバッグコンピュータASSY)
  2. IG OFFにする。

B
手順 6 へ
A

手順3ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ/ HV / ダイアグコード フリーズデータ
  4. ダイアグコードおよびフリーズデータを読み取り記録する。
  5. ‘消去’キーを押す。
次へ

手順4ダイアグコード読み取り(HV)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
  4. HVのダイアグコードが出力されているか確認する。
    結果結果
    飛び先
    P3107-213が出力されない
    A
    P3107-213が出力される
    B
  5. IG OFFにする。

B
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)
A

手順5常時発生しない問題の点検
  1. 常時発生しない問題の点検を行う。(要領は参照)

NG
不具合箇所修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  

手順6エアバッグ コンピュータASSY点検

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. エアバッグコンピュータASSYのコネクターAを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    A14(GSW2) - A25(E1)
    IG OFF
    10 kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    コネクター非接続状態
    (エアバッグコンピュータASSY)
  2. エアバッグコンピュータASSYのコネクターを接続する。

NG
エアバッグ コンピュータASSY交換 (要領は  参照)
OK

手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - エアバッグコンピュータASSY)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. エアバッグコンピュータASSYのコネクターAを切り離す。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    C29(ABFS)またはA14(GSW2) - 他の端子間およびボデーアース
    IG OFF
    10 kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
    *2
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (エアバッグコンピュータASSY接続コネクター)
  2. エアバッグコンピュータASSYのコネクターを接続する。
  3. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  
DTC P3107-213 通信異常(エアバッグ→HV)

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