バルブクリアランス KF 調整 タント ムーヴ アトレーワゴン

バルブクリアランス KF 調整

1. エアクリーナ ホース NO.1取りはずし
  1. クリップを取りはずす
  2. ピンのかん合をはずし、エアクリーナホースNo.1を取りはずす

2. エア クリーナASSY取りはずし
  1. クリップをずらし、ベンチレーションホースをシリンダヘッドカバーSUB-ASSYから切り離す
    イラスト内指示文字 *1
    ベンチレーションホース
  2. ボルト2本を取りはずす
  3. ピンのかん合をはずし、エアクリーナASSYを取りはずす
    ■ 注 意 ■ピン差込み部をまっすぐ引き抜く

3. イグニッション コイルASSY取りはずし
  1. イグニッション コイルASSYのコネクター3個を切り離す
  2. ボルト3本をはずし、イグニッション コイルASSY3個を取りはずす
    ■ 注 意 ■落下させたり、強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する

4. シリンダヘッド カバーSUB-ASSY取りはずし
  1. 各クランプ、コネクタを切り離す
  2. ボルト12本をはずし、シリンダヘッド カバーSUB-ASSYを取りはずす

5. バルブクリアランス点検
  1. クランクシャフトプーリを正回転させて図の位置(No.1シリンダ排気上死点)にタイミングマークを合わせる
    イラスト内指示文字 *a
    タイミングマーク
  2. シックネスゲージを使用して、図の位置のバルブクリアランスを測定する
    イラスト内指示文字 *a
    インテーク側
    *b
    エキゾースト側
    基準値(冷間時)0.145 to 0.235 mm(インテーク側)
    0.265 to 0.355 mm(エキゾースト側)
    No.1シリンダ圧縮上死点時点検バルブ 第1気筒
    第2気筒
    第3気筒
    IN
    EX
    IN
    EX
    IN
    EX
    -
    -

    -
    -

    ■ 注 意 ■シックネスゲージはスパークプラグ側(中央側)から挿入する
  3. クランクシャフト プーリを正回転方向に360°回転させ、No.1シリンダ圧縮上死点にする
  4. シックネスゲージを使用して、図の位置のバルブクリアランスを測定する
    イラスト内指示文字 *a
    インテーク側
    *b
    エキゾースト側
    基準値(冷間時)0.145 to 0.235 mm(インテーク側)
    0.265 to 0.355 mm(エキゾースト側)
    No.1シリンダ排気上死点時点検バルブ 第1気筒
    第2気筒
    第3気筒
    IN
    EX
    IN
    EX
    IN
    EX


    -


    -
    ■ 注 意 ■シックネスゲージはスパークプラグ側(中央側)から挿入する

6. バルブクリアランス調整

■ 注 意 ■チェーンテンショナがはずれた状態でクランクシャフトを絶対に回転させない

  1. カムシャフトを取りはずす
    (要領は参照)
  2. バルブリフタを取りはずす
  3. マイクロメータを使用して、取りはずしたバルブリフタの厚さを測定する
    イラスト内指示文字 *a
    バルブリフタの厚さ
    *b
    選択符号マーキング
  4. バルブクリアランスが基準値内になるようにバルブリフタの厚さを算出する
    基準値インテーク側:(選択リフタ厚さ)=(取りはずしたリフタ厚さ)+[(測定クリアランス)-0.18 mm]
    エキゾースト側:(選択リフタ厚さ)=(取りはずしたリフタ厚さ)+[(測定クリアランス)-0.30 mm]

    □ 参 考 □新品のバルブリフタには不滅インクで識別符号を捺印している
    符号
    リフタ厚
    (mm)
    符号
    リフタ厚
    (mm)
    符号
    リフタ厚
    (mm)
    符号
    リフタ厚
    (mm)
    06
    4.060
    22
    4.220
    38
    4.380
    54
    4.540
    08
    4.080
    24
    4.240
    40
    4.400
    -
    -
    10
    4.100
    26
    4.260
    42
    4.420
    -
    -
    12
    4.120
    28
    4.280
    44
    4.440
    -
    -
    14
    4.140
    30
    4.300
    46
    4.460
    -
    -
    16
    4.160
    32
    4.320
    48
    4.480
    -
    -
    18
    4.180
    34
    4.340
    50
    4.500
    -
    -
    20
    4.200
    36
    4.360
    52
    4.520
    -
    -
  5. 選択したバルブリフタの外周面にエンジンオイルを塗布し、リフタ穴にまっすぐ挿入する
    ■ 注 意 ■挿入後、バルブリフタが滑らかに回転することを確認する
  6. カムシャフトを取り付ける
    (要領は参照)

7. シリンダヘッド カバーSUB-ASSY取り付け
  1. 図の位置にシールパッキンブラックを塗布する
    イラスト内指示文字 *a
    シールパッキン
    ■ 注 意 ■
    1. 取り付け面を清掃および脱脂する
    2. シールパッキン塗布後3分以内に取り付ける
    3. 取り付け後、2時間以内はエンジンを始動させない
  2. ボルトA2本およびボルトB10本で、シリンダヘッド カバーSUB-ASSYを仮付けする
  3. 図の順序で数回に分けてボルトおよびナットを締め付ける
    基準値ボルトAT = 10 N・m{ 102 kgf・cm }ボルトBT = 9.5 N・m{ 97 kgf・cm }
  4. 各クランプ、コネクタを接続する

8. イグニッション コイルASSY取り付け
  1. ボルト3本で、イグニッション コイルASSYを3個取り付ける
    基準値T = 10 N・m{ 102 kgf・cm }■ 注 意 ■落下させたり、強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する
  2. イグニッション コイルASSYのコネクター3個を接続する

9. エア クリーナASSY取り付け
  1. エアクリーナASSYのピン部をインテークマニホルドのグロメットに取り付ける
  2. エアクリーナASSYのアウトレット部をエアクリーナキャップサポートに取り付ける
    イラスト内指示文字 *1
    エアクリーナASSY
    *2
    エアクリーナキャップサポート
    *a
    底付き
    ■ 注 意 ■エアクリーナASSYを底付きするまで差込み、エアクリーナキャップサポートのめくれが無いこと
  3. クリップで、ベンチレーションホースをシリンダヘッド カバーSUB-ASSYに取り付ける
    イラスト内指示文字 *a
    車両後方
    *b
    クリップ組み付けツメ範囲(120°)
    *c
    クリップ位置(ホース端から0 to 4mm)
    ■ 注 意 ■クリップのツメの向きおよび高さを図の範囲にして取り付ける
  4. ボルト2本でエアクリーナASSYを取り付ける
    基準値T = 8.0 N・m{ 82 kgf・cm }

10. エアクリーナ ホース NO.1取り付け
  1. エアクリーナホースNo.1のピン部をエアクリーナインレットブラケットNo.1のグロメットに取り付ける
  2. クリップで、エアクリーナホースNo.1をエアクリーナASSYに取り付ける

11. エンジンオイル漏れ点検

エンジンを始動し、作業部位の接合部および締め付け部からオイル漏れがないことを確認する

バルブクリアランス(KF(NA))    調整

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