ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス アトレーワゴン
エアバッグウォーニングランプは、コンビネーションメータASSYに内蔵されている。
SRSエアバッグシステムが正常時は、エアバッグウォーニングランプはIG ONにしてから約6秒間点灯し、自動的に消灯する。SRSエアバッグシステムに不具合(コネクタ等の接続不良も含む)がある場合、運転者に不具合を知らせるためにエアバッグウォーニングランプが点灯する。
エアバッグウォーニングランプは、電源系統、コンビネーションメータASSYおよびエアバッグコンピュータASSYの不具合、またはコンビネーションメータASSY-エアバッグコンピュータASSY間ワイヤハーネスにアース短絡がある場合、不灯になる。
回路図
点検手順
■ 注 意 ■
- IG OFF後、バッテリターミナルを切り離す前に待ち時間が発生する場合がある。このため作業前にバッテリ端子切り離し時の注意事項を確認する。(要領は参照)
- トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。
- バッテリの電圧を測定する。
電圧値11 to 14 V
NG | バッテリまたは充電系修理または交換 |
|
OK | |
 | |
- バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
□ 参 考 □バッテリのマイナスターミナルを切り離す前に、IG OFFになっていることを確認する。
- エアバッグコンピュータASSYおよびコンビネーションメータASSYに接続されているコネクタの接続状態を点検する。
基準コネクタが正しく接続されていること
- エアバッグコンピュータASSYおよびコンビネーションメータASSYに接続されているコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。
基準端子に変形または損傷がないこと
NG | ワイヤハーネス修理または交換 |
|
OK | |
 | |
手順3 | ワイヤハーネス点検(コンビネーションメータASSY-ボデーアース) |
- バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。
- 下表に従って電圧を測定する。
電圧値点検端子
点検条件
基準値
B24-5(IG) - ボデーアース
IG ON
11 to 14 V
- IG OFFにする。
- バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B24-7(E) - ボデーアース
常時
1 Ω未満
イラスト内指示文字 *a
車両ワイヤハーネスコネクタ前側
(コンビネーションメータASSY接続コネクタ)
NG | ワイヤハーネス修理または交換 |
|
OK | |
 | |
- 下表に従って抵抗を測定する。

抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B14-21(LA) - ボデーアース
常時
1 MΩ以上
イラスト内指示文字 *A
SRSサイドエアバッグなし
*B
SRSサイドエアバッグあり
*1
コンビネーションメータASSY
*2
エアバッグコンピュータASSY
*3
インストルメントパネルワイヤ
-
-
*a
車両ワイヤハーネスコネクタ前側
(エアバッグコンピュータASSY接続コネクタ)
-
-
NG | インストルメントパネル ワイヤ交換 |
|
OK | |
 | |
- コンビネーションメータASSYにコネクタを接続する。
□ 参 考 □エアバッグコンピュータASSYのコネクタは接続しない。
- バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。
- エアバッグウォーニングランプの状態を点検する。
基準点灯する
イラスト内指示文字 *A
SRSサイドエアバッグなし
*B
SRSサイドエアバッグあり
*1
コンビネーションメータASSY
*2
エアバッグコンピュータASSY
画
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