DTC P0AAE-123 電池吸気温度センサ0(Low)High)P0AAF-123

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ダイアグコード検出条件不具合箇所
P0AAE-123
P0AAF-123
吸入空気温度センサの検出温度が基準値以下(断線または+B電源回り込み)または基準値以上(ショート)のときHVサプライバッテリASSY
バッテリボルテージセンサASSY
ワイヤハーネスまたはコネクター
ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY

□ 参 考 □上記ダイアグコードの出力を確認後、SST(TaSCAN)を使用して、HVシステムのECUデータモニタ “冷却ファン吸入空気温度”を確認する。

温度表示不具合
-45°C以下断線または+B電源回り込み
95°C以上GNDショート

回路図

回路図は

参照

点検手順

■ 警 告 ■

  1. 高電圧系統の点検を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
  2. サービスプラググリップを取りはずしてから、高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。
    □ 参 考 □10分間とは、インバータ内の高電圧コンデンサが放電するための時間である。

■ 注 意 ■HDDナビゲーションシステムはIG OFF後、各種メモリーおよび設定の記憶などを行う。このため、必ずIG OFF後、以下の時間が経過してからバッテリーマイナスターミナルを切り離す。

機器構成待ち時間
テレマティクストランシーバなし(G-BOOK加入、G-BOOK未加入)1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK未加入)1 分
テレマティクストランシーバあり(G-BOOK加入)6 分

手順1ダイアグコード読み取り(P0AFC-123出力確認)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってHVシステムのダイアグコードP0AFC-123が出力されないか読み取る。(要領は参照)
    結果 結果
    飛び先
    ダイアグコードP0AFC-123が出力されない

    ダイアグコードP0AFC-123が出力される
  3. SST(TaSCAN) を取りはずす。

B
関連するダイアグコードチャートへ
A

手順2コネクター接続状態点検(吸入空気温度センサ)

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 警 告 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不 具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. 吸入空気温度センサ接続状態点検
    1. バッテリボルテージセンサのコネクターBの接続状態を点検する。
      基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない。
      結果結果
      飛び先
      NG
      B
      OK
      次の点検へ
    2. 吸入空気温度センサの取り付け状態を点検する。
      基準吸入空気温度センサが正しい位置に確実にかん合されている。
      結果結果
      飛び先
      吸入空気温度センサが正しい位置に確実にかん合されている
      A
      吸入空気温度センサのツメ部が損傷している
      C
      吸入空気温度センサがはずれているが、ツメ部に損傷はない
      D
  2. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  3. 補機バッテリのマイナスケーブルを接続する。

B
確実に接続する

C
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は  参照)

D
確実に取り付ける
A

手順3HV サプライ バッテリ ASSY点検(吸入空気温度センサ)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリのマイナスターミナルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリボルテージセンサのコネクターBおよびコネクターCを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、吸入空気温度センサの抵抗を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B1(TC0) - B7(GC0)
    0°C
    26.7 to 27.8kΩ
    B1(TC0) - B7(GC0)
    25°C
    9.9 to 10.1kΩ
    B1(TC0) - B7(GC0)
    40°C
    5.73 to 5.92kΩ
    イラスト内指示文字 *1
    コネクタ非接続状態
    (バッテリボルテージセンサ)
    *2
    コネクターC
    *3
    コネクターB
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B1(TC0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B1(TC0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B7(GC0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B7(GC0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B6(TB0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B6(TB0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B12(GB0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B12(GB0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B5(TB1) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B5(TB1) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B11(GB1) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B11(GB1) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B4(TB2) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B4(TB2) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B10(GB2) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B10(GB2) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
  4. バッテリボルテージセンサのコネクターBおよびコネクターCを接続する。
  5. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 7 へ
OK

手順4バッテリボルテージ センサ点検(VIB電圧)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  1. IG ON にし、SST( トヨタエレクトリカルテスター) を使用して、バッテリボルテージセンサのコネクターCの各端子間の電圧を点検する。
    電圧値点検端子
    点検条件
    電圧値
    C5(VIB) - C6(GIB)
    IG ON
    4.6 to 5.4 V
    イラスト内指示文字 *1
    コネクター接続状態
    ( バッテリボルテージセンサ)
    *2
    コネクターC
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でIG ON にすると、インターロックスイッチ系統のダイアグコード(P0A0D-350) が出力されるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  2. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 5 へ
OK
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は  参照)  

手順5ハイブリッドバッテリジャンクション ブロックASSY点検(カレントセンサ)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. ハイブリッドバッテリジャンクションブロック( カレントセンサ) のコネクターを切り離す。
  5. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
  6. IG ON にする。
  1. SST( トヨタエレクトリカルテスター) を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    抵抗値
    1(VIB) - 2(GIB)
    IG ON
    4.6 to 5.4 V
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    ( ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY接続コネクター)
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でIG ONするとインターロックスイッチ系統のダイアグコード(P0A0D-350) が出力されるため、SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去すること。(要領は参照)
  2. ハイブリッドバッテリジャンクションブロック(カレントセンサ)のコネクターを接続する。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)

NG
手順 6 へ
OK
ハイブリッドバッテリジャンクション ブロックASSY交換 (要領は  参照)  

手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリボルテージセンサ - ハイブリッドジャンクションブロックASSY)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 注 意 ■絶縁手袋を着用して作業する。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを取りはずす。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取りはずす。(要領は参照)
  4. ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY(カレントセンサ)のコネクターを切り離す。
  1. バッテリボルテージセンサのコネクターCを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値(断線点検)点検端子
    点検条件
    抵抗値
    C1(IB) - 3(IB)
    常時
    1 Ω 未満
    C6(GIB) - 2(GIB)
    常時
    1 Ω 未満
    C5(VIB) - 1(VIB)
    常時
    1 Ω 未満
    抵抗値(短絡点検)点検端子
    点検条件
    抵抗値
    C1(IB) または3(IB) - ボデーアースお よび他のワイヤハーネス
    常時
    10 kΩ 以上
    C6(GIB) または2(GIB) - ボデーアー スおよび他のワイヤハーネス
    常時
    10 kΩ 以上
    C5(VIB) または1(VIB) - ボデーアー スおよび他のワイヤハーネス
    常時
    10 kΩ 以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    ( バッテリボルテージセンサ接続コネクター)
    コネクターC
    *2
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    ( ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY接続コネクター)
  2. ハイブリッドバッテリジャンクションブロック( カレントセンサ) のコネクターを接続する。
  3. バッテリボルテージセンサのコネクターCを接続する。
  4. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1を取り付ける。(要領は参照)
  5. 補機バッテリのマイナスケーブルを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は  参照)  

手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリ温度センサ)

■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業する。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを取りはずす。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
  4. 不具合があるバッテリ温度センサのワイヤハーネスおよびコネクターに異常がないか目視および手で触れて確認する。
    基準ワイヤハーネスおよびコネクターに断線または他のワイ ヤーハーネスとの短絡がない
  5. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
  6. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理
OK
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は  参照)  
DTC P0AAE-123 電池吸気温度センサ0(Low)(High)P0AAF-123 トヨタ

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